第3回避難所訓練合宿
- 公開日
- 2014/11/11
- 更新日
- 2014/11/11
ユネスコスクールの取組
『もし災害が起こって鶴見橋中学校が避難所になった時、中学生が自らリーダーとなり避難所運営をようになる』ことを目標に始まった避難所訓練合宿。今回で3回目を迎えることが出来ました。
今までで最も多い、全校生徒の2割以上にあたる38名が参加しました。
ガス・電気・水道のライフラインが停止したことを想定し、ランタンづくりや避難所設営、学校で育てた野菜などを使った炊き出し、夜の学習会や、体育館での就寝、そしてミーティングなど、本当に盛りだくさんの内容でした。
今回の大きな特徴は、今までの教職員が主導になっての活動ではなく、3年生のリーダーを中心に2グループにわかれ、準備・企画・役割分担・当日の行動・ミーティングまで全て自分たちが中心になって行えたことです。
たった1泊だけですが、防災の知識を学ぶだけでなく、普段当たり前のように過ごしている日々がいかに幸せかを改めて感じ、日常の見直しにもつながりました。
今回もう一つの特徴は前回からお世話になっている西成区役所、西成消防署、西成警察署の出前講座に加えて、はるばる岩手県から特別講師として
《おらが大槌夢広場》の代表理事である臼沢和行さん
に来ていただきました。
昨年の夏、生徒会・子防プロの代表メンバーが岩手県を訪れ、臼沢さんのお話を聴かせていただきました。全校集会で参加者や映像などで臼沢さんのことをずっと紹介してきましたが、今回たっての希望で鶴見橋中学校に来ていただきました。
6限の全校集会での防災講話、合宿の見学、夜の学習会での講話、最後の2日目の最後のごあいさつと、お忙しい中本当に親身になって関わっていただきました。
実際に震災を経験された方の生の声を聴くことで、鶴見橋中学校全体にとって大きな学びとなりました。
保護者や地域の皆さん、転勤された先生方や卒業生の方にもたくさんお越しいただき、本当に実りある取組になりました。
この貴重な経験を生かして、今後も学校全体で何事にも真剣に取り組んでいきたいと思います。
参加された皆さん、本当にお疲れ様でした!!
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