学校日記

校内研修会(防災教育)

公開日
2015/07/06
更新日
2015/07/06

ユネスコスクールの取組

 6日(月)放課後、多目的室にて教職員研修会を行いました。
3年目の申請となった『がんばる先生支援』の取組の一環として、昨年度に引き続き、兵庫県立松陽高等学校の諏訪清二先生に特別講師としてお越しいただきました。
 2002年4月の開設時より12年間、兵庫県立舞子高校環境防災科で科長を務められた諏訪先生は、防災教育に関する講話や普及に努められるだけでなく、インド洋大津波や四川大震災など、海外の被災地で心のケアのプロジェクトに参加され、東北をはじめとした国内の被災地でも生徒とともにボランティアに従事してこられました。

 今回『ワークショップによる防災教育の考え方』として教職員だけでなく、子ども防災プロジェクトチームの各学年10名の代表生徒ともに合同研修を行いました。

 「南海地震発生、その時あなたはどう動く?」というテーマで、学校や家・交通機関や観光スポットなど、あらゆる場所で災害が起こったことを想定して各グループでワークショップを行いました。学年・年齢関係なく同じ立場で『考える』『想定する』ことの大切さを学ぶとともに、あらゆる場面で行動できるように意識して取り組まないといけないと気づかされました。

 その後グループで考えた意見を発表・共有するとともに、諏訪先生の方から各グループからの意見に対して的確にアドバイスを受けました。今回、このような機会を設けることで、学びをインプットするだけでなく『アウトプット』が大切だと改めて感じました。普段の防災の取組では学ぶことのできない貴重な教えを受けることが出来ました。


 金曜日には火災を想定した避難訓練があります。今回参加した子防プロのメンバーが中心となって、真剣に取り組み、率先避難を心がけたいと思います。