学校日記

きずなクラブ フィールドワーク inリバティおおさか

公開日
2015/08/05
更新日
2015/08/05

部活動の様子

 きずなクラブは8/5(水)、大阪人権博物館(リバティおおさか)でフィールドワークを行いました。

 博物館は大きく3つのゾーンに分かれており、それぞれ「いのち・輝き」「共に生きる・社会をつくる」「夢・未来」をテーマに、数多くの展示物が配置されています。「いのち・輝き」のゾーンでは病や労働、性に関わる社会の課題について、具体的な事例や証言を通して学ぶことができます。私たちが日常生活の中で、「当たり前」と思っていることは、誰に対しても「当たり前」なのか、解説員の方の話をお聞きする中で考えさせられることがたくさんありました。

 「共に生きる・社会をつくる」のゾーンでは、日本とも深い関わりのある民族の歴史や野宿生活者の生活の様子、被差別集落の今昔などについて理解を深めました。きずなクラブのメンバー6名も、ワークシートを片手に真剣にパネルや映像資料を通して知識を深め、その根底にある問題は何かについて考えを巡らせました。実際にこの地で作られていた太鼓などの実物を見ることができたのもよかったです。

 最後の「夢・未来」のコーナーでは、私たちの将来について、またどのような未来が望ましいのかについて思いをまとめました。未来を担う若者として今後自分は何をすべきか、何ができるかを改めて想うきっかけとなりました。

 博物館の中には展示資料を解説して下さるボランティアの方が何名もいて、民族衣装の着付けなども手伝っていただきました。本当にありがとうございました。今日学んだことを今後の学習にもしっかり生かしていけるよう、きずなクラブは頑張ります!