いのちの講話
- 公開日
- 2015/09/17
- 更新日
- 2015/09/17
ユネスコスクールの取組
『時間をもらったら時間で返す』
先日の15日、《いのちの講話》として宮城県元石巻西高校校長の齋藤幸男先生にお越しいただきました。
齋藤先生は東日本大震災当初、実際に避難所運営や子どもたちの対応をされました。教え子や生徒が亡くなり、現在いのちの大切さについて、全国各地を訪れ講演されています。
昨年度の夏、生徒、教職員が石巻西高校を訪れ、齋藤先生にお会いしました。心からのおもてなしを受けるとともに、当時の先輩といつか鶴見橋中学校に行くという約束をしていただき、今回実現しました。
前日の教職員への研修会、そして全校生徒に対して約90分間、津波の映像や石巻西高校の子どもたちの映像を使ってお話をしていただきました。特に子どもたちへは先生がもう一度頑張ろうと思うきっかけにもなった石巻西高校の生徒さんからプレゼントしていただいたモザイクアートも実際持ってきていただき、本当に心が響くお話をいただきました。
生徒を育てるのは生徒である
教師を育てるのは生徒である
学校を変えるのは生徒である
という卒業生が伝えてくれた齋藤先生の言葉をご本人から改めてご紹介をしていただくとともに、『みんなが笑顔になること』、『音楽の力を信じること』など、参加者全員の心が動かされるお話をいただき、本当に温かい気持ちになりました。
講話の締めくくりとして、最後に全員で鶴見橋中学校の校歌を歌いました。
今回のお話を受けて、日々の学校生活はもちろんのこと、各クラス・学年、学校全体で次の文化祭などの学校行事や子防プロの活動など、何事にも時間を大切に全力で頑張っていきたいと思います。
私たちのために大変貴重な時間を使っていただいた齋藤先生、本当にありがとうございました。
尚、今回の様子を15日の20時45分からのNHKニュースで放送していただきました。ご覧になった皆さんありがとうございました。