本日、弘済分校の平成２８年度の学校教育活動を終えるにあたりまして、関係学校の先生方、保護者や関係諸機関の方々をはじめ多くの皆様にお礼申しあげます。
　平成２８年度も私たち分校の教職員は、「学ぶ楽しさ」「わかる喜び」を子どもたちが体感することのできる授業の実践や道徳心や社会性を育む活動の導入など、分校の学校教育目標である「学力の向上と自立に必要な力の育成」に様々な活動を通して取組んでまいりました。その中で今年度は特に、広報活動に力を入れ、ＨＰのアップ数も200回近く立ち上げ、アクセス数も11000件を超えることができました。分校の教育活動の取組み内容、そしてそれに取組む子どもたちの頑張りと成長の様子を、少しでも多くの皆様にご理解いただきたく、教職員一同広報活動に取組みました。多くの皆様に閲覧・拝読していただき、心よりお礼申しあげます。
　さて、弘済分校は平成２３年４月に開校し、６年目を終えようとしています。開校当初は、多くの課題がありましたが、その中で「教職員の意識改革と資質の向上」「学力向上と道徳教育の推進」「阿武山学園との良好な連携」の３つの課題に焦点をあて、教職員が一丸となって課題解決に取組みました。まだまだ満足できるまでには至っていませんが、少しずつ前進しているところです。

　分校の理想の学校像は「子どもにとって楽しい学校」、「学園にとって信頼できる学校」、そして「教員にとって働きがいのある学校」です。この理想に向かって、学校と学園、教職員と子どもたちがこれからも一つになって様々な活動に取組んでまいります。もちろん、その様子や内容につきましては、２９年度もＨＰに積極的にアップしてまいりますので、ぜひご期待いただきご覧ください。本当に一年間ありがとうございました。
　　　　　　　　　　　　　　　　大阪市立弘済小中学校分校教職員一同

　卒業式が終わり、在校生は３月２４日（金）の百人一首大会に向けて様々な取り組みをしてきました。朝学習での自主勉強や学活での札取り練習など、大会を充実させるための事前学習をしてきました。その甲斐もあって、大会当日にはどの児童・生徒も熱心に取り組んでいました。一人で半分ぐらいの札を取る生徒もいましたが、苦手な生徒でも取った時には自慢気な表情をしていました。

　学園の生活は運動に関する取り組みが多いので、文化的な行事はとても貴重です。今年度最後の行事となりましたが、子どもたちの表情を見る限り大成功だったと思います。来年度も様々な行事を通して、児童・生徒のあらゆる面の成長につなげていきたいと思います。

3月24日（金曜日）の１時間目に、平成28年度の修了式が行われました。中学3年生が卒業した後ということもあり、人数も少ない中での式となりました。今岡副校長先生　園長先生　松田先生　支援代表の先生から、それぞれお話がありました。
明日からは、春休みに入ります。許可外出で自宅に帰る子やそのまま学園に残る子など、子ども一人ひとり春休みの過ごし方が大きく違います。そういう意味でも、この春休みは子どもにとって、とても大切な時間となります。
今岡先生からは、この一年間の講評と、来年度の目標についてのお話がありました。4月からは「Ｔ，Ｐ，Ｏ」(時、場所、状況)をしっかり考えて行動できるようにしようとお話されました。
修了式の後は、退職される支援の先生の挨拶がありました。その後、大掃除と学級活動があり、それぞれが3学期の通知表を手にしました。そして、３、4時間目は毎年の恒例行事である、「百人一首大会」が体育館にて行われました。　

　弘済分校では、昨年度から学期ごとに学校新聞を発行してきました。今までは保護者や在籍児童・生徒の前籍校、関係諸機関に発送してきましたが、このたび学校ホームページに掲載することとなりました。つきましては、配布文書一覧の平成２８年度３学期学校新聞をご覧ください。今後も様々な情報を発信していきたいと考えております。

H28年度　3学期学校新聞

　京都水族館に続き、お昼ごはんを食べた後は「京都鉄道博物館」へ行ってきました。

新幹線やSL機関車、貨物列車など様々な鉄道車両が展示してあり、運転席に実際に座ってレバーを握ったりボタンを押したりすることができ、とても喜んでいました。

ほかにも列車が走る仕組みを分かりやすく展示されていて、子どもたちは興味深く見学していました。

短い時間でしたが、京都水族館と京都鉄道博物館の両施設で多くのことを学ぶことができました。

子どもたちの笑顔あふれる、とても思い出に残る卒業遠足となりました。
同じ教室で過ごす時間も残りわずかで寂しい気持ちになりますが、それぞれの子どもが中学生として一歩ずつ成長していくことを、これからも全力で応援していきたいです。