ラスト3日!!そんな12月23日(水)の中学部の様子です。 冒頭の写真は、朝の生徒集会の様子です。以前に受験した漢字検定の結果発表と表彰が行われました。校長先生からも「”合格だったからいい”、”不合格だったからダメ”ということではなく、目標に向けてそれぞれが努力を重ねられたのであれば、それでいいんですよ」というお話がありましたが、合格・不合格、いずれの結果であっても、今後もそれぞれに努力を重ねていってくれればと思います。 そして授業では、2学期もラスト3日ということで、2学期最後の授業となる教科が多くなってきました。今回はその中から、いくつかの授業の様子を紹介したいと思います。下の写真をご覧ください。 それではあと2日、最後まで気を抜かずに頑張りましょう!! 生徒会発案による取り組みいままで、体育館で遊ぶ時、使えるボールは3球でしたが、 男女でグループがわかれたとき、ボール数に不公平がでるという意見があがりました。 その意見をうけた生徒会は、使えるボールを4球にする案を生徒議会で発案しました。 これはその案の試行期間の様子です。 ボールが増え、けがなどの危険も増すため、生徒会役員が監視員となり遊ぶ子どもたちを見守っています。 この試行期間の状態を踏まえ、3学期の生徒議会で再び審議したのち、正式に可決されるかが決まります。 子どもたち自身が意見を出し合って、生徒会で考えられた案が実現すれば、より過ごしやすい環境を子どもたち自身で作ったという自信にもつながると思います。 生徒議会の日が楽しみです。 「な・な・な…なんじゃこりゃ〜!?」(1)ただでさえコロナ対策で全員がマスクをしているのに、その上さらに目隠しまで…。スタイルだけ見ると、かなり異様です。「いったい、何なんだこの集団は!?」 とは言っても…おそらく多くの方は、「視覚障害について学ぶための、アイマスク体験じゃないの?」と思われるかと思います。 しかし、実は… まっっっっったくっ、違います!! これ実は、「チームビルディング」の様子なんです!! 「チームビルディング」というのは、学生やプロのスポーツチームのチームワークの強化などにも取り入れられているもので、さまざまなゲーム(体を動かすものから、頭を使うものまでいろいろ!!)をみんなで力を合わせてクリアしていく(あるいはクリアしようとする)ことで、一生懸命取り組むことや協力することの、楽しさ・大切さを学びつつ、チームワークを育てようとするもので、本校では、昨年度から、滋賀県の彦根スカイアドベンチャーのスタッフのみなさんをお招きして、このチームビルディングの取り組みを行っています。 ちなみに上の写真は、2人組の1人が目隠しをして、目隠しをしていないペアの人が言葉だけで指示を出し、目隠しをした人が、足元に配置された様々な障害物を踏まないようにゴールまで導くというものです。 他にも、次の記事のようなさまざまなゲームがありました。 (下の「な・な・な…なんじゃこりゃ〜!?」(チームビルディング)(2)に続く) 「な・な・な…なんじゃこりゃ〜!?」(チームビルディング)(2)
各学年ごとに、様々なゲームに取り組みました。
「な・な・な…なんじゃこりゃ〜!?」(チームビルディング)(3)みんな、それぞれに気づいたことや、学んだこと、感じたことを正直にお話できたようで、とっても充実した取り組みとなったようです。 寒い体育館での3時間近くにおよぶ長い取り組みでしたが、誰一人脱落?することなく、どの学年も、最後まで全員で協力しながらゲームに取り組んでいたのが非常に印象的でした。 また、普段から、さまざまな場面で優しさを見せてくれる弘済中生ですが、普段よりもはるかに増して、仲間への優しい気づかいの声かけが、「これでもか!!」というほど、たくさん聞けたのには感動しました!! さらに、普段はあまりみんなの前に立つようなことがない生徒が、思わぬリーダーシップを発揮したり…と、様々な意味で、このチームビルディングに取り組んだ意義は大きかったのではないかなと思います。 最後になりましたが、遠いところ、また非常に寒い中、遠路はるばる大阪まで指導にお越しいただいた、彦根スカイアドベンチャーのみなさま、本当にありがとうございました。m( _ _ )m ★実施後の生徒の感想より(ごくごく一部抜粋…) ・グループのいいところは、みんながみんな、個性豊かで、色々な考えを持っていて、次々に違うことがたくさんできたし、楽しかったです。また、この個性豊かなクラスで色々なことをしたいです。 ・自分が失敗してもみんなが励ましてくれてうれしかったし、チームワークがとても良いことだと気づくことができました。 ・一人ではできないけど、みんなでやったら成功できることも体験できたので良かったです。 ・誰かが失敗したときに、クラスの子が「次、頑張ろう!!」という声かけがあったのが良かったなと思いました。一人の子を責めなかったことも良かったです。 ・クラス全体で成功した「ボール運び」が一番自分たちの達成感がよく持てて、自分の理想を超える時間やった。 ・一人がミスっても、まわりが「大丈夫」とか「がんばろうー!!」とか、いろいろといい言葉が聞けて良かったです。 ・初めてすることばかりで、難しかったりするのもあったけど、チャレンジしてみたら、面白かったり、一生懸命になれることがいっぱいでこういう体験ができて良かったです。 |