卒業を祝う会(小学部)
3月19日(金)、小学部では「卒業を祝う会」を行いました。
先日、12日に卒業式を行いましたが、 大阪市立の小学校の卒業式の日にあわせて、小学部全員で6年生をお祝いしました。 この日まで、児童会を中心に準備や練習を行ってきました。 「はじめのことば」や「お祝いのことば」、そして司会進行の台本を作ったり、 祝う会全体の演出を考えたり、6年生を気持ちよく送り出したいという気持ちで、取り組んできました。 前日18日には、在校生全員でお祝いのケーキづくりをしました。 上級生が下級生のフォローをしながらバナナとチョコレートのパウンドケーキをつくりました。 さて、本番。 在校生が作ったアーチをくぐって6年生が入場し、 児童会から「お祝いのことば」を送りました。 卒業生からは、「お礼のビデオ」を見せていただきました。 次に、お楽しみのティータイム。 静かに黙って食べなければいけないので、シーーーーーンとしていましたが、 目や表情で、「おいしいーーーーーーーーー!!!!!」と表現していました。 ティータイムのあとは集会委員会によるお笑いライブ。 みんなお腹を抱えて大笑いしました。 最後にみんなで「ジャストワン」という2019年のドイツのボードゲーム大賞に輝いたゲームをしました。 あっという間に時間は過ぎ去り、卒業生がアーチをくぐって退場していきました。 6年生のみなさん、改めて、ご卒業おめでとうございます。 輝く未来に向けて、まっすぐにつき進んでいってくださいね!! また会える日を楽しみにしています。 少し寂しい全校集会この時期になると日本国民が考えなければならないことがあります。そう、「命の大切さ」です。先週の木曜日3月11日は東日本大震災があった日です。あの大震災から10年という節目の年を迎えました。10年前、卒業式当日に津波に飲み込まれて亡くなった中学生がたくさんいます。また、式目前で震災が起こり、卒業式を行うことさえできなかった学校、経験できずに亡くなった中学生もいます。 先週金曜日、我々が生徒たちの素晴らしい卒業式を目にできたことも幸せなことです。生きている人には多くの可能性が秘められています。もしかしたら、自分でもまだ気が付いていない素晴らしい才能の蕾が今後開花していくかもしれません。命がなくなると、そういった全ての可能性が0になってしまいます。今、生かされている命に感謝して1日1日悔いなく過ごしてほしいと校長先生からお話がありました。 卒業証書授与式
3月12日(金)弘済小学校・中学校では、卒業証書授与式を行いました。
1年前は、新型コロナウィルスの影響で臨時休業中でした。 「精一杯できることを!!」と規模を縮小して卒業生と職員だけでの卒業式となりました。 今年度は、感染対策をすることで、全校児童生徒が集まり、 制限はありますが保護者や園の先生方にもお越しいただいて卒業式を行うことができました。 小学生は、卒業生と在校生との間で歌の送り合いは控えましたが、 素敵な言葉を送り合うことができました。 中学生は、卒業生と在校生が、精一杯の気持ちを込めて送ることばと別れのことばを交わすことができました。 制限はありましたが、弘済小中学校の全員が集まって行えたというだけで、 本当に素晴らしい卒業式だと感じることができました。 卒業生のみなさん、 新しい道を、そして自分の目指す道を、一歩一歩進んでいってください。 いつも応援していますよ。 ご卒業おめでとうございます。 卒業まであと一日昼休み、いつも以上に元気な声が運動場に響いていました。昼休み大好きな友達や先生と走り回って過ごせるのも今日が最後です。やっぱりちょっと寂しいです・・・ 明日巣立っていく小学6年生9名、中学3年生7名に心からのエールで見送ります。 卒業生の大きな大きな…“置き土産”!!(中学部)そんな中、前期から引き継いでずっと取り組んではきたものの、なかなか話がまとまらず、成果を出せていなかった最大の課題が、『昼休みの体育館開放時の貸出可能ボール数の増加の実現』でした。具体的には、全体で『3球まで』と決まっているルールを、『4球まで』に変更しようというものです。 生徒会執行部での話し合い、学級委員会での話し合い、保健体育委員会での話し合い、生徒議会での話し合いなど、様々な場で膨大な時間をかけて、この一年間、議論してきました。 しかし、一歩ずつ着実に前進してきたものの、なかなか実現には至っていませんでした。その最大の理由は、『安全面の懸念』でした。 そこで、生徒たちでさらに議論を重ね、『ボールセーバー』と呼ばれる、安全監視員のような係を当番として配置するなどのアイデアを提案。さらに、実際に4球を同時に使用する試行やシュミレーションを重ね、その実効性を検証。その結果をまとめて、生活指導担当の先生や、校長先生に報告のうえ交渉を重ね、ついに了承を取りつけることに成功。 そして、今日の今年度の最後の生徒議会。ついに具体的な運用方法が提案されて可決。ついに、長い長い時間と膨大なエネルギーが注ぎ込まれた『昼休みの体育館開放時の貸出可能ボール数の増加』が実現することとなりました!! これにより、来週から、昼休みの体育館開放時には、ボールを今までの3球から1球増やした4球を使えるようになりました!! 卒業まであと2日というギリギリのタイミング。当然、来週からはもう3年生は登校しないため、3年生にとっては何も恩恵がないのですが、後輩たちのために実現させてくれた、3年生からの大きな大きな”置き土産”となりました。 在校生のみんなは、この実現のためにどれほどの努力と苦労があったのかを、しっかりと後輩たちに引き継ぎながら、今年度の3年生が中心となって実現してくれたこの大きな大きな”置き土産”を大切に守っていってくれたらと思います!! (下写真1枚目…3年生にとって最後となる中学部の生徒集会の様子) (下写真2枚目…卒業式の練習の様子。みんな普段と違って、少し緊張気味でしたが、真剣に取り組んでくれました。) |