「あったか言葉」で楽しい内代小学校に!!
- 公開日
- 2014/12/15
- 更新日
- 2014/12/15
校長室から
12月15日(月)
今日もいつものように、朝、学校の正門で子どもたちを迎えていました。すると、2年生の女の子が「校長先生今日はどんなお話をしてくれるんですか?」と言いながら、近寄って来てくれました。「内緒!朝会のときにね。お楽しみに!」と言いました。うれしいことです。朝会の話をちゃんと聞いてくれているんだと、心がほっこりしました。
今日は「あったか言葉」でたのしい内代小学校に!!というお話をしました。
言葉には、相手の気持ちが温かくなる「ぽかぽか言葉」「あったか言葉」と相手を傷つける「とげとげ言葉」があります。さあ、自分の口からはどちらの言葉がたくさん出ていますか?と尋ねました。「とげとげ言葉の方が多い」と答えた子どもは、幸いにも数人でした。「ぽかぽか言葉」の方が多いという子どもは1年生に多かったです。ほとんどの子どもは、両方同じくらいということでした。腹が立った時、人をけなしそうになった時、一呼吸おいて相手をほめる言葉、「ぽかぽか言葉」「あったか言葉」を探してごらん。そういうことを繰り返すと、皆さんの脳から、人をけなしたり、嫌な言葉を言ったりするマイナス回路がなくなって、人をほめたり、いい気持ちにさせるプラス回路がどんどんひろがりますよ。すると、内代小学校が「あったか言葉」でいっぱいになり、みんな楽しく過ごせます。がんばりましょう。
さて、2時限目が終わった休憩時間、1年生の女の子が一人校長室を訪ねてきました。
「あのね、○○ちゃんが□□ちゃんだけにシールあげて、ほかの子が『□□ちゃんだけずるい』ってけんかになりそうやった。」と言いに来ました。「物をあげたり、もらったりしたらあかんよね。さあ、○○ちゃんにどう言ったらいいかなぁ。とげとげ言葉を言ったら、けんかになるよね。どんな言葉で言ったらいいかな?あったか言葉で話しておいで!」と教室へ帰しました。さあ、うまくいったでしょうか?