体験から学びへ 〜1年 干し柿づくり その1〜 【視点A 学力の向上】
- 公開日
- 2015/01/13
- 更新日
- 2015/01/13
校長室から
1月13日(火)
“体験から学びへ”を合言葉に、子どもたちの学習意欲の向上をめざしていることは常々お話しているところです。その一つ、1年生の干し柿作りも今年で4年目になります。今年はできあがった干し柿を終業式に持ち帰らせ、感想を書いてくるという課題が担任から出ていました。いきいきした作文がたくさんありました。いくつかをご紹介します。
○ クラスのみんなで、あたごがきをつかってほしがきをつくりました。
ピーラーでかわをむくときに、ぐん手をつけたのでじょうずにむくことができまし た。そのあと、むいたかきをひもにつるしました。2しゅうかんぐらいしてから、かき のみをつぶしながらもみました。なんかいかもむと、かたくなりちゃいろのかきになり ました。
まえばがぬけているので、かみきるのにじかんがかかりました。かんでいると、だんだんあまくなっておいしかったです。とちゅうでたねが2こでてきました。おかしのかきのたねとそっくりだったのでびっくりしました。
とてもおいしかったのでこんどは、たねをうえてかきをそだててほしがきをつくりたいです。「ももくり三年かき八年で八年かかるよ」といわれました。がんばってそだてたいです。
○12月1日、金よう日の3じかんめにほしがきをつくりました。そのもとになるかきは、大きくてかたかったです。
まずさいしょに、かきのかわをピーラでむきました。わたしのもっていたピーラでは、とてもむきにくかったです。
つぎに、かわをむいたかきを二つずつひもでむすびました。そのひもでむすんだかきをこうちょうせんせいが、十びょうかんゆでました。そのかきを、まどのちかくにほしました。
12月24日4じかんめ、いよいよつるしてあるかきをたべるときがきました。はやくたべてみたくてわくわくししました。ほしていたかきはしわしわになっていて、少し小さくなっていました。いろは、オレンジからオレンジとくろがまざっていました。たべてみると、ふつうのかきよりもあまくてふにゃふにゃとやわらかかったです。おいしいとおもってたべてみるとちょっとわたしにはにがてでした。ほしがきづくりは、とてもおもしろかったです。
○しょうがっこうのせいかつかでほしがきづくりをしました。さいしょのいろは、オレンジでした。ピーラーでかわをむきました。ピーラでかわをむくのがむずかしかったです。つぎに、ほしがきのへたのぶぶんにひもをつけました。ひもをつけたあとほしがきをおゆにつけました。つけたあとにほしがきをちがうへやのところにかけました。そのつぎにほしがきを手でもみました。先生ががっこうでほしがきは、しぶいあじだとおしえてくれました。そのあとおちゃのはをたくさんいれたらしぶくなるっておしえてもらいました。いままでほしがきをたべたことがないのでどんなあじかわかりませんでした。できあがったほしがきをはじめてたべてみてあまくておいしかったです。しょうがっこうにはいっていろいろなべんきょうをしたけどほしがきづくりがいちばんたのしかったです。また、いろいろなものをつくりたいです。