【5年】理科
- 公開日
- 2025/10/27
- 更新日
- 2025/10/27
5年 生魂っ子
生魂っ子573
流れる水のはたらき
5年生で学習する「流れる水のはたらき」では、削る(侵食)、運ぶ(運搬)、積もらせる(堆積)の3つの働きを学びます。
流れる水は土地の様子を長い年月をかけて変えていきます。大雨などで水の量や速さが増すと、土地を削ったり(侵食)、土砂を運んだり(運搬)、運んできた土砂を積もらせたり(堆積)する働きがより強くなります。
今日は学習の課題を解決するために、運動場の土山に川のようなみぞを作って水を流し、しだいに、土が削られ、運ばれ、積もる様子を観察しました。
おおむね児童の予想は当たっていましたが、実際の水の流れや予想以上の土の変化に驚いている児童もいました。
中には「こうやって川が氾濫するんやな。」「これが町やったら、すごい災害やな。」といろいろな気づきを確認している児童も見られました。
毎年夏には、川遊びでの事故や行方不明のニュースが流れます。この単元で学ぶ、削る(侵食)、運ぶ(運搬)、積もらせる(堆積)という3つのはたらきは、私たちの実生活での飲み水や農業の土地利用、そして洪水などの災害にもつながっています。
単に知識としてとどめるのではなく、実生活で活かされる力となって身につくことを期待します。