学校日記

【児童朝会】校長講話を活かした言語化能力の育成15

公開日
2026/10/26
更新日
2026/10/26

総合的読解力を究める

総合的読解力を究める74
生魂っ子541

 3つの幸せ

 

 今日は、3年前から行っている、3年生から6年生の児童を対象にした「校長先生の話を聞いてどう思いましたか。」のワークの日です。話をただ何となく聞いているだけでなく、話を聴いて、自分の考えが持てる・表現できる児童を育成しています。

 ワークに関しては、まとめたものをエントランスに掲示し、お互いの考えを知ることでより考えを深めることができるように全校で取り組んでいきます。

 校長講話の内容

 これまで校長先生は、2学期の始業式や児童朝会のお話で、一人ひとり、みんなが頑張ると共に、友達と協力して、支え合うことを大切にした2学期にしましょう、というお話をしています。今日の校長先生のお話は、「3つの幸せ」です。

 みなさんは、カー用品チェーンのイエローハットという会社を知っていますか?コマーシャルを見たことがある、コマーシャルで知っている、という人もいるかもしれませんね。その会社の創業者 鍵山秀三郎(かぎやま ひでさぶろう)さんが言ったお話です。

 人間には「3つの幸せ」があると言われています。それはどんな幸せだと思いますか?

 1つめは、「してもらう幸せ」です。例えば、泣いている赤ちゃんを抱っこしてあげたり、オムツが汚れていると替えてあげたりすると、赤ちゃんは幸せな気持ちになります。皆さんも、家の人や友達、先生から何かしてもらうと嬉しくなりますね。これが「してもらう幸せ」です。

 2つめは、「できる幸せ」です。字が書けるようになった、一人で自転車に乗れるようになった、スポーツや習い事などが上手になった…。つまり「自分でできるようになった幸せ」です。何でも自分でできるようになると嬉しくなりますね。

 そして、3つめの幸せ。これが一番大事であり、最高の幸せだそうです。一体、どんな幸せだと思いますか。それは、「してあげる幸せ」です。「誰かが困っていたら助ける」「友達が独りぼっちでいたら声をかけて一緒に遊ぶ」など、他人に対して「してあげる幸せ」です。誰かに何かをしてあげれば、その人は喜び、笑顔になって1つ目の「してもらう幸せ」を感じます。でも、相手が喜んで笑顔になった姿を見ることで、実は自分自身も「してあげる幸せ」を感じて、同じように「幸せ」な気持ちになります。また、そういう優しい人は誰からも好かれますね。その人のまわりにも同じように「してあげる幸せ」を感じる優しい人たちがたくさん集まってくるのです。だから、「してもらった人」「してあげた自分」「自分のまわりに集まってきた人」、たくさんの人が幸せになる「してあげる幸せ」が一番大事で、最高の幸せなのだそうです。

 もちろん誰かに何かをしてもらったとき、それに感謝する気持ちを持つことも大切ですね。

 日ごろから先生たちは、皆さんのことをいろいろ考えて計画しています。でも天気や気候、工事などの影響で、計画通りにはいかないことも出てきます。だからこそ、校長先生は、誰かがやってくれるのを待つのではなく、皆さんが自分の力で「できる幸せ」を感じる2学期にしてほしいし、何よりも、人に何かをしてあげることによって、たくさんの人が「してあげる幸せ」を感じられる生魂(いくたま)小になることを願っています。

 誰かを困らせたり、誰かに叱られたりするのではなく、互いを思いやる気持ちでいっぱいの生魂(いくたま)小学校になればいいですね。