6年生 理科「ものが燃えるしくみ」(1)
- 公開日
- 2022/04/19
- 更新日
- 2022/04/19
6年生
4月18日(火)
キャンプに行って薪を組んで燃やすとき、薪をすき間なく平積みするのと、すき間を空けて格子状に積み重ねるのとでは、どちらがよく燃えるでしょう。6年生の子ども達に質問すると、「自然体験学習でキャンプファイヤーをした時に、すき間を空けて木を組んでた!」など、これまでの生活経験を生かした意見が出てきます。では、実験で確かめましょう。
理科の授業では薪の代わりに、空き缶に割り箸を入れて燃やします。1つ目のカンは上を大きく開けただけのもの、2つ目のカンは上を開いているのに加えて側面に小さな穴がいくつも開いています。
二つのカンに割り箸を入れて火をつけてみると、上が開いているカンは割り箸がなかなか燃えません。しかし、もう一方の側面に穴が開いているカンの方は割り箸がすぐに燃え出して、炎が大きくなりました。
理科室に戻り、バットの上に二つのカンの中身を見比べてみます。上が開いているカンの方は割り箸が燃え切らずに残っていましたが、側面に穴の開いたカンの方は割り箸がすっかり燃えて灰になっていました。残った割り箸の様子がぜんぜん違うので、子ども達はとても驚いていました。