6年生 道徳科「ほんとうの友達とは」(2)
- 公開日
- 2022/10/07
- 更新日
- 2022/10/07
6年生
今回の研究討議会には、大阪総合保育大学の藤田善正先生を講師としてお招きし、研究授業への指導講評と道徳科の授業づくりについてのご指導をしていただきました。
研究討議会の前半には授業者のふりかえりや、参観した教職員のグループ討議を行いました。学習者用端末を使った話し合い活動や、登場人物の心情を整理するために工夫された板書、児童が主発問について深く考えるためのワークシートなど、今回の授業で良かった点が多数あげられました。また、ICT機器の活用の仕方やさらなる改善点についても様々なアイデアが出されました。
藤田先生からは今回の授業に合わせて、「友情,信頼」という道徳的論点を扱った教材の研究の仕方や授業づくりについてご指導いただきました。
また、ピアジェやブル、コールバーグといった研究者の論をもとに、子どもの道徳性の発達について教えていただきました。「子ども達の道徳性は、年齢があがるにつれて他律から社会律を経て、自律へと成長していきます。この社会律を身につける段階において、学校教育の果たす役割はたいへん大きいと言えます。」
子ども達の道徳性の発達に、小学校で友達と学習したり生活したりすることや、学校行事に取り組むこと、そして道徳科の授業で考えを深めることが大切であると、あらためて思いました。