１年生が、１学期間、お世話になった教室にお礼の気持ちを込めてきれいに掃除をしてくれました。


　１学期終業式、校長講話
　これから、１７日間の夏休みが、始まります。よりよい過ごし方をしてほしいと思いますが、その前に、昨日は８月６日と９日は、決して忘れてはならない日です。７５年前の戦争で広島と長崎に原子爆弾が落とされ、大きな町が一瞬に焼け野原となり、たくさんの人の命が奪われました。
　６日は広島の原爆の日として、平和記念式典が行われました。そこで、広島の二人の小学生代表による、「平和への誓い」が読み上げられました。是非皆さんにも伝えたいので、全文を読みます。

　「平和への誓い」全文　

　まずは、命を大切にする。安全な暮らしを心掛けましょう。地球の生命誕生から代々何億年も親から子へ受け継がれて、いただいた大切な大切な「命」です。自分の不注意で、あるいはきまりを守らなかったために、「命」をなくすことがないようにしなければなりません。もちろん、自分の命と同じように人の命を奪うことは絶対いけません。家族や周りの人を安心させることを忘れてはいけません。
次に、皆さんは、家族の一員です。今年は新型コロナウイルス感染症予防のため臨時休業で長期間、家で過ごしたことで、家にはたくさんの用事があることが分かったと思います。掃除、洗濯、食事の用意、後片づけなどが他にもいろいろとあります。毎日の中に時間は十分ありますから一つ一つできることからでいいですから家庭生活をよりよくすることには、進んで取り組みましょう。あいさつをする。ごみを拾う。汚れたところを拭く。使ったものは元の場所に戻す。など簡単なことでいいのです。よいと思ったことを行動に移します。自分から進んでしたことを振り返って、次の行動へつなげていきましょう。

　もう一つは、１７日間という期間に、普段学校に通っているときには、なかなかできないことにじっくりと時間をかけて取り組むことができます。自分がやろうと決めたことを粘り強く取り組んでみましょう。そして、夏休みならではの思い出を作りましょう。そのためには、目標を決めて、やり続けることです。自由研究、応募作品の制作など、なんでもいいのです。行動することが大事です。そのなかで、難しかった。失敗した。困った。上手くいった。でき上がったと様々なことを感じることが大事です。
　最後に、「なつやすみ」を一文字ごとに、頭文字にして、標語を作りました。みなさんに紹介します。
　な・・・「夏ならではの　季節感を　味わおう」　
　つ・・・「強くなれ　心と体　きたえよう」　
　や・・・「やってみよう　調べてみよう　作ってみよう」　
　す・・・「すぐやろう　皆に役立つ　いいことを」　
　み・・・「皆さんの　事故なし怪我なし　元気な笑顔」　　
　夏休みは、命を大切にして、安全な暮らしを心掛け、そして、８月２５日には、全員が、元気な姿で、登校してくれることを願っています。