学校日記

命を守る学習

公開日
2016/10/21
更新日
2016/10/21

いのちを守る学習

2016年10月21日(金) 命を守る学習

午後2時7分ごろ、鳥取県中部を震源とする地震が発生しました。大空小学校では震度2の揺れでしたが、なかなか揺れがとまりません。

そんな中、校内放送が流れます。
「命を守る学習です。今、鳥取で大きな地震がありました。揺れがとまるまで、自分たちの頭を守ります。」
教室にいる子どもたちは机の下に隠れます。授業で運動場にいる子どもたちは、しゃがんで自分の命を守ります。

揺れがとまると、放送が流れます。
「命を守る学習です。すぐに運動場に集まります。」
避難する時も、いつ余震が起こるかわかりません。子どもも大人も自分の命は自分が守る、となりの人の命を大切にするために行動します。


(子どもたちの感想)
・ぼくは、地震が起きた時、友だちと話をしていました。みんなが「えっ、地震?」と言ったのでびっくりしました。窓はガタガタと鳴っていたので机の下に隠れました。僕は、周りの状況がすぐに読み取れなかったので、これからはもっと周りをよく見て行動したいです。

・今日の地震で学んだことは、どんな時でも、「あせらずに」ということです。運動場に行く時に、他の子が喋っていたけど内容は1年生の子に「大丈夫?」でした。自分は、自分の命を守るだけで精いっぱいでした。これからも、4つの力を高め、いざという時に発揮したいです。

・自分は命を守る学習の時、喋ってしまいました。本当の地震だったけど、揺れが小さかったのでちょっとだけ地震じゃないと思いました。次は、どんな地震でも、しっかりと地震だと思って必死に逃げたいです。

・本当にびっくりしました。そして、自分が思っていたより動けませんでした。次、地震があったらすぐに動けるようにしたいです。僕は、リーダーとして低学年・中学年を引っぱっていきます。地震は、とっても危険だと感じました。

・今日、地震が来るとは思っていませんでした。私は、命をもっと大切にしないといけないという気持ちがあらためてわいてきました。

・今までの命を守る学習は、あくまでも「想定」だったけど、今日は本当に起こっている中での命を守る学習でした。実際に起きて困ったことは、小さな揺れでも怖いということです。鳥取の人たちが心配だし、実際に自分たちが震度6弱の揺れを体験したらと思うと、すごく怖くなりました。


今も余震が続いています。災害はいつ、どこで起こるかわかりません。想定外のことがあっても「自分の命は自分が守る、となりの人の命を大切にする」ために私たちは、これからも命を守る学習をします。

【コミュニティ部】