いのちを守る学習スペシャル〜大空小のたった一つの約束をやぶった人がいるとき自分はどうしますか?〜
- 公開日
- 2018/01/16
- 更新日
- 2018/01/16
いのちを守る学習
2018年1月15日(月)オープン授業
今年初めての「いのちを守る学習」は大阪市立大学の教育学のスペシャリスト、添田晴雄教授による「大空小のたった一つの約束をやぶった人がいるとき自分はどうしますか?」です!
たった一つの約束を守れていない人がいるときに、クラスにはどんな人がいるかを学びました。
「いやなことを言われたりされたりする人」
「たった一つの約束を守らない人」
「はやし立てたり、おもしろがったりする人」
「見ていても何もしない、見ていても知らないふりをする人」
がいると知りました。
そこで「いやなことを言われたりされたりする人」は自分には味方がいないと“大きな勘違い“をしていて、逆に「たった一つの約束を守らない人」は全員が自分の味方だと“大きな勘違い”をしているということを学びました。
では、その両者の“大きな勘違い”を解くにはどうしたらいいのか、また自分がそのとき「見ていても何もしない、見ていても知らないふりをする人」だったらどうするかみんなで考えました。
・「見ていても何もしない、見ていても知らないふりをする人」みんなで話し合って、家族や先生に相談したり、約束をやぶった人に注意したりする。
・「いやなことを言われたりされたりする人」が一人でいるときに、「大丈夫だよ。」と声をかけて、安心させてあげる。
・「いやなことを言われたりされたりする人」に気持ちを聞く。
と子どもたちは授業の中で学んだことから、それぞれ考えを発表しました。
子どもたちの考え
・今まで考えたことがありませんでした。この学習で考えることができたので、とてもいい体験ができました。
・「たった一つの約束」を守ることができなかったことで、もしかしたらいのちを落としてしまうかもしれないと初めて知りました。
・「いやなことを言われたりされたりする人」にそっと声をかけてみようと思いました。
・「いやなことを言われたりされたりする人」に自分がなったら、いろんな人に相談したいと思います。
・クラスが楽しくなるように、みんなで協力していきたいです。
・少しでも味方がいるということを伝えていきたいです。
子どもたちは「たった一つの約束」を守れなかったことで、もしかしたら自分のいのちを守ることや友だちのいのちを守ることができないかもしれない・・・そんなときに自分はどうすればいいのか、今まで高めてきた力を使って考えることができました。
そして改めて「たった一つの約束」の大切さを感じることができた学習となりました。
大空のリーダーとしてのいのちを守る学習もあとわずか・・・
未来の防災リーダーになれるようにさらに力を高めていきます!!
【コミュニティ部】