目玉のレンズで文字が見えた!2年生理科「イカのからだのつくり
- 公開日
- 2026/10/08
- 更新日
- 2026/10/08
2年
中学校2年生の理科の授業で、「動物の体のつくりと働き」の単元の一環としてイカの解剖実験を行いました。
生徒たちの目の前に並べられたのは、普段の食卓で見かける切り身ではなく、まるごと1杯の「生のイカ」。最初は独特の生臭さに少し顔をしかめたり、「うわぁ…」と嫌悪感を漏らしたりする姿も見られましたが、解剖が始まると一転、生徒たちの目は探究心で輝き始めました。
解剖ばさみを手に取り、慎重に外套膜(がいとうまく)を開いていく生徒たち。長い脚(腕)や大きな目、口(カラスビトンビ)、エラなどの各器官を丁寧に観察し、外套膜から一つひとつ切り離していきます。教科書の図鑑だけでは分からない生の質感や配置を、手に取って確かめていきました。
実験の中で特に大きな歓声が上がったのは、目玉から取り出した「水晶体」の観察です。取り出してみると、そこには透明でまん丸な美しい「レンズ」が。そのレンズを新聞紙の上にかざしてみると……なんと下の文字がくっきりと拡大されて見えました!「本当にレンズだ!」「文字が大きく見える!」と、あちこちの班から驚きの声が上がっていました。
また、実験の締めくくりには、胃袋に過酸化水素水を流し込み、イカの血液の色や反応を確かめる観察を行いました。ヒトの赤い血液とは異なるイカの血液の秘密に触れ、身体構造の面白さと生命の不思議さを肌で感じることができました。
身近な食材でもあるイカを通して、生命の精巧なつくりと科学の楽しさを深く学んだ貴重な1時間となりました。