剣道部の今日の練習風景です。

三年生からバトンを受け取り、一二年生が日々試行錯誤を繰り返しながら毎日の練習に励んでいます。今日は「秋の素振り祭り」と称して、様々なバリエーションを取り入れながら、合計1200本の素振りをはじめに行いました。

踏み込んで腰を落とした姿勢を保ちながらやるものや、息もつかせぬ連続の素振りなど、上半身だけでなく、下半身の鍛錬も交えた厳しいメニューばかりです。「休憩」の掛け声と同時に座り込んだりため息が出たりするくらい、全員が必死に頑張りました。ただその中でも笑顔や冗談が絶えず、楽しみながら取り組んでいるのが印象的でした。

続いては足さばきの練習。素早い方向転換や、相手より早く攻撃の姿勢をとることを目標に、様々なメニューに取り組みました。二年生にはさすがに一日の長があり、多少激しく動いても体幹が崩れず、きれいな姿勢のままでメニューをこなしていきます。一年生は、何とかついていこうと必死になりながら頑張りました。

最後に防具をつけての稽古を行いました。ここでも左腕をうまく使い、より遠くの相手をより美しい姿勢で打突できるよう、片手での打ち込みをたくさん取り入れ、へとへとになって今日は帰りました。それでも、きつい稽古でも楽しさを忘れず、みんなで乗り越えようと頑張る生徒たちの姿に、この秋冬の間の成長が楽しみになりました。

頑張れ剣道部！