今日の稽古は、大桐中学校の皆さんをお迎えして本校で行いました。

昨日丸一日かけて練習試合で見つけてきた自分の課題を、いかにしてつぶしていくかを念頭に、合同練習と練習試合を行います。

前半の合同練習では、両校合わせて人数が30名を超えていたこともあり、手狭な多目的室では一つ一つのメニューで待ち時間が多く発生しました。しかし、その際には順番待ちの生徒たちの「ファイト」の掛け声が多く聞かれたほか、上手な生徒の技を熱心に見て学ぼうとする姿も見られました。

後半の試合稽古では、個人戦、団体戦の二部門を行いました。まず最初に合同練習で盛り上がった雰囲気の中、狭い多目的室を四つに区切ってひたすら個人戦を積み重ねました。狭くて逃げ場がないところでは苦戦する選手も多く、大桐中の選手たちの勢いのある打突が光りました。その後、多目的室全体を使って団体戦を行いました。会場を広く使えるようになると、選手たちは苦戦しながらも前後にゆさぶりをかけ、相手を引きだしてそこを抑える技や、相手の出てくる瞬間を狙った技で応戦し、一矢報いるものも出てきました。

大桐中は昨年府の大会で対戦し、男子チームが苦杯をなめたライバル校でした。今日の稽古を糧にして月末の修道館杯まで磨きあい、再選することを誓い合って解散となりました。

頑張れ剣道部！