今日は村上先生からお話がありました。

「皆さん、今週は特に寒いですね。私は昨日、保健体育の見守りで、長距離走の見学に入ったのですが、走らずにはいられませんでした。ついつい、皆さんと一緒に10周走ってしまいました。

さて、昨日は授業で『さとうきび畑の歌』を鑑賞しました。私から皆さんにお話ししたいのは、『人権』についてのお話です。

人権というのは、誰もが生まれながらにして持っている、人間が人間らしく生きる権利です。中学校の人権学習ではどのようなことを学んできたか覚えていますか。

１年生では、『耳の不自由な人がどのように生活しているのか』や『妊婦さんの体験をしてみましょう』、２年生では『交際について』や『大阪大空襲について』学んでいきました。校外学習では日本の文楽を鑑賞し、自由に職業選択ができなかった人々が伝統文化を継承してきたという背景も学びましたね。

このような知識を、皆さんは普段の生活の中で知るきっかけはあるでしょうか。自らどんどん調べられる時代ですが、本を読んだり検索したり、『人権』について自分ごととして捉えている人はどれだけいるでしょう。学校で学べる機会を大事にしてほしいと思います。

道徳の授業では、『人権』についてみんなで考え意見を出し合いながら、擬似体験ができます。また違った見方ができるようになるかもしれません。自分の弱さや甘さを知ることになるでしょう。

将来に向けて、自分の苦手をきちんと人に伝えたり、援助を求めたり、また、自分のできることで他の人を助けることができるように、中学校ではいろんなことを、しっかり学んでください。」

また、藤原先生からは学習端末についてのお話がありました。
「２学期末から、一人一台の端末が壊れましたという報告が多くみられます。学校では、移動教室の際に活用できる端末用のケースも配布されてます。皆さんの中には、端末を手で持って、ケースには教科書を入れて移動している様子が見受けられます。

学習端末は、個人の持ち物ではなく、学校のものです。借りているものだという意識を持って、必ずケースに入れて移動するようにしてください。」