今年度、東中学校では、外国から編入してくる生徒が多くなりましたので、自校で日本語教室を開設しています。
ここでは日本に来て間もない生徒が、日本語を習得できるよう、集中して担当の先生と勉強を続けています。

この度さらに、編入生だけでなく、もともと在籍している外国籍の生徒たちにも交流と学びの機会を用意しようと、国際クラブを立ちあげました。

今後の見通しでは、日本も含めた様々な国の子どもたちを受け入れることを計画していますが、今年度は、東中で初めて国際クラブを発足するため、もっとも多く在籍している中国からの子どもたちに焦点を当てて、開設と運営をすることにしました。今日は２学年だけの参加にもかかわらず、30人近くの生徒の参加と複数名の保護者の方に参観をしていただくことができました。

今日の開校式では、修学旅行の引率で校長先生が不在なため、副校長先生が代理でお話をしました。

そこでは、
自国の文化について、老師（先生）に教えてもらって、もっと知っていきましょう、
クラスや学年を越えた繋がりをもち、互いに交流を深めましょう、
新たに日本に来る仲間が出てきたとき、ひとあし先に日本に来た先輩として、支えとなり、また不安を取り除いてあげましょう、
という三つのお話がありました。

その後は、日本語教室を卒業していった２年生の生徒２名が、それぞれ日本語と中国語両方でスピーチしました。日本に来てはじめは言葉が分からず苦労したこと、しかし今ではずいぶん日本語がわかるようになって馴染んできたことなど、体験に基づいて話してくれました。

その後は老師から中国に関するクイズがあったり、今後学びたいことについてのアンケートがあったりと、周りの生徒と話をしながら和気あいあいと母語で過ごす時間を持てました。

これからも自国の文化や日本の言葉、文化を学んで、ぜひ日本と中国を繋げる人になってください！

がんばろう、国際クラブ！
がんばろう、東中生！