大きな夢のひとかけらを大切に!
- 公開日
- 2015/10/02
- 更新日
- 2015/10/02
お知らせ
だいぶ以前に読んだ本に、「大きな夢のひとかけらを大切に!」というエッセイがあった。
宇宙飛行士になるため試験の一つに、絵のない真っ白なジグソーパズルを完成させるというものがあるそうだ。
ジグソーパズルは、前もって完成した絵が分かっているので、「やってみよう」という気になるし、だんだん完成に近づいていくと喜びも湧いてくる。
だが、すべて真っ白なピースだと形だけが頼りだ。しかも完成図がないのでやる気も起きないし、何を作っているのかも分からないので喜びも湧かないだろう。
だ、「これ、何のためにやるんですか?」と質問した人はまず宇宙飛行士の選抜から外される。
そして、「はい、やめてください」という合図のあと、「ここまでしかできませんでしたけど、合格ですか?不合格ですか?」と質問する人も落とされる。
どういう人が宇宙飛行士に適しているかというと、皆さんで考えてみてください。
宇宙船の中は狭い。しかも、4、5人の仲間とずっと一緒に過ごす。だから協調性が求められる。言われたことを素直に受け止め、あまり余計なことは考えず、淡々と、忍耐強く仕事に取り組める人でないといけない。
さて、どんな人でしょう?
保健だより10月号