第2回大阪880万人訓練
- 公開日
- 2014/09/07
- 更新日
- 2014/09/07
ユネスコスクールの取組
今日は大阪府・大阪市・堺市合同主催の《大阪880万人訓練》にともない、鶴見橋中学校でも学校全体で避難訓練を行いました。
11時の緊急地震速報の後、各場所で自分の身を守る行動を行いました。3分後、大津波警報の発令に伴い、4Fのオープンスペースに避難しました。
その後担当教員から緊急速報についての映像、先月訪れた東北での学びを話しました。
「風、水、火の被害はどこにでも起こる。被災地に来たと思わないでほしい。いつどこが被災地になるかわからない。」宮城県で教えていただいたメッセージを全員受け止めてくれました。
今回通常の避難訓練ではなく授業中の取組だったこともあり、特別教室や体育館からの避難でしたが、全員素早く集まり、真剣に話を聴くことができていました。
また3年生女子はプールの授業だったので、担当教員のもと、別で訓練を行いました。
先月訪れた宮城県では多くの尊い命が失われました。「震災前は先生のいる教室からの避難訓練しか行っていなかった。震災当日は放課後でバラバラになっていたためどのように避難してよいのかわからなかった。そのために犠牲になってしまった仲間がたくさんいた。」と本当につらい思いを現地の方から直接お聴きしました。今回の訓練を機会に真剣に行動をすることはもちろんのこと、想定外の場面でも自分で判断し、瞬時に最善の行動をとれるようにしていきたいと思います。