学校日記

東北視察報告

公開日
2014/09/16
更新日
2014/09/16

ユネスコスクールの取組

「鶴見橋中学校に戻って思いを形にしてほしい」

宮城県でお会いした校長先生に言われたことをようやく実現することが出来ました。
「東北での学びを伝え、自分たちの学校をよりよくしていく」を目標に、東北に行った2名が教職員・そして全校生徒に報告しました。
今回は昨年までの一斉報告ではなく、教職員、3年、1・2年生の3回に分け報告しました。先生や同級生、後輩とぞれぞれの世代や立場に合わせて内容を変えて報告しました。

「どんな災害がきても鶴中のみんな、家族のみんなと助かりたい」
「人とつながりをもって笑顔を大切にする」

2人が一番伝えたかったメッセージをテーマに、現地でいただいた資料や自分たちで撮った写真などを用いて、思いを伝えました。
今回何よりもよかったのは、教職員が作ったものではなく、計画から流れそして原稿内容に至るまで、すべて2人で考えました。自分たちが考えた内容を発表したことにより、より訴えかけることができたと思います。

発表した2人だけでなく、それを聴いた人たちも、感想に自分の思いを書き、今後行動に移そうと決めたり、実際に行動に起こすようになりました。
「実際に東北に行かなくても出来ることはたくさんある」7月に講師として来ていただいた諏訪先生に教えていただいたメッセージが実現するのではと考えています。

「今自分にできること」

この2人の発表を通じて、一人一人がそれぞれの立場で本気でそのことを考え、行動に移していくことで、鶴見橋中学校がさらによい学校になっていくと思います。
発表した3年生2人、本当にお疲れ様でした。また今後地域や小学校に向けても発信していきたいと思います。