学校日記

平和学習

公開日
2020/08/11
更新日
2020/08/11

授業の様子

いつもは平和登校日を設定して平和学習を実施していますが、今年は、終業式の日に平和学習を行いました。

3年生が多目的室で平和学習を行い、1、2年生がそれをオンライン形式で教室で受けること形式で行いました。

遠隔授業となりましたが、1、2年生の教室からも、意見を発表するなど、よい取り組みができました。

いつもは、平和学習の際に、3年生の修学旅行の報告を行っていますが、今年は、修学旅行が2学期に延期となっているため、またいつもと違う雰囲気での平和学習となりました。

3年生が発表した平和宣言文や折り鶴にも心が込められていました。

長崎での平和学習の際には、学んできたことを思い出し、しっかりと平和について考えてほしいです。


平和学習の後半は、

医者でありながら、独学で土木技術を学び、井戸や用水路を作るなど、アフガニスタンの人たちの生活の礎を築いた、中村哲さんについて学びました。

中村さんは、「100人の医者よりも1本の用水路や安全な水が人々を救う」と考え、戦禍に苦しむ人々に生きる希望を与えた方です。


中村さんが遺したものを学び、

真の平和とは何か、私たちにできることは何か考えました。

8月は、日本にとって、被爆、終戦、お盆など命について考える季節です。

今年は、世界的に感染症も流行し、ますます、命や平和について考える機会が多くなりました。

みんなが幸せに暮らしていけることを願い、行動していきたいと思います。