19日(金)の1年生の美術の授業は、富山県南砺市井波にある、

『南部白雲木彫刻工房』のオンライン見学ツアーを行いました。

白雲工房は、彫刻の町井波地域で明治時代から続く木彫刻の工房で、

代々技術を受け継ぎ、現在は3代目南部白雲さんが中心となり、

全国各地の寺社等の依頼を受けています。

資料室にもなっている蔵や、職人さんたちが制作を行っている工房の中には、

普段の生活の中では見慣れないものも多く、みんな興味津々でした。

また、3代目南部白雲さんからも貴重なお話を聴かせていただきました。

井波の土地と人々があたりまえのように伝統を守り受け継いできたことは、

海外からみるととても貴重なことなんだそうです。

これから、木工パズルを制作する1年生のみんなには、

木でものをつくることを『楽しんでほしい』とおっしゃっていました。

最後は、ずっと案内役をしていただいた南部未希さんのアトリエにお邪魔しました。

ここでは未希さんの作品を鑑賞しながら、未希さんの経歴についてお話を聴きました。

これまで様々な経験をされて、今の活動をしている未希さんのお話は、

生徒たちにとっても興味深い話で、みんな真剣に聞き、感想を書いていました。

作品の制作は3学期から本格的にはじまります！

今日学んだことを制作に生かしましょう！

南部未希さん、白雲さん、工房のみなさん、お忙しい中ご協力いただきありがとうございました！