学校と花
学校の校庭には花が似合います。4月は桜。チューリップやサクラソウ。5月はハナミヅキ。6月は紫陽花やアガパンサス。7月はホウセンカ・マリーゴールド・百日草・アサガオ。ミニトマトの小さな花も咲きます。アサガオやホウセンカのように子ども達が観察のために植えるものもありますが、それ以外の花は管理作業員さんが苗(バックヤードで種から育ててくださっています。)を植え付けてくださったり、樹木の手入れをしてくださったりすることで私たちの目を楽しませてくれているのです。学校には花がないといけません。学校で子ども達の「見える学力」を上げることも大切ですが、それと同様に豊かな感性を育てることも大切です。アサガオやミニトマトを育てて観察したり、学校で四季折々に咲く花を見ることは子ども達の豊かな感性を育んでいくことになります。
アガパンサス
今、アガパンサスの花が満開です。淡い藤色のきれいな花です。
児童朝会
月曜日は児童朝会の日です。1年生の教室の前で、初夏の陽を浴びて、アサガオがすくすくと育っています。1年生の子ども達がその成長を観察し、記録しています。今日はアサガオについて話をしました。
「1年生が育てているアサガオがすくすく育っています。先生も50年以上前になりますが、小学校1年生の時に学校でアサガオを育て、観察をしていました。黒い種を蒔くと、数日後には土を持ち上げて芽がでました。そして双葉が開き、本葉が出て、巻きひげを支柱に絡ませながらぐんぐん大きくなっていきました。先生はアサガオが大きくなっていくのが楽しみで、登校すると真っ先に自分のアサガオのところへ走って行って、水をあげていました。雨の日に傘をさして水を上げていた時は、担任の農端先生に「雨の日はお水をあげなくてもいいのよ。」と言われました。そのうちにつぼみができ、たくさんの花が咲きました。花が咲いたときの喜びは今でもしっかり覚えています。花が終わると、小さな実が膨らみ、春に蒔いたのと同じ形の黒い種ができました。1年生でも、こうして生命がこうして繰り返されているんだということが理解できました。ここで、ある1年生の詩を紹介します。 「あさがおのめ」 せんせい あのね みんなで おなじひに たねをまいたから おなじひに めがでると おもっていたよ みんな ちがうんだね 同じ日に種を蒔いても、芽の出る日も、花の咲く日も、みんな違います。人もアサガオと同じで、成長するスピードが違います。皆さんもそれぞれのぺースを大切にして、じっくりと学び、成長してください。」 学習の様子 1年生
国語科学習の様子です。説明文「どう やって みを まもるのかな」という教材文で学習しています。ワークシートも使っています。
学習の様子 2年生
道徳科学習の様子です。「ありがとうっていわれたよ」というお話です。
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