私も体育科学習のお手伝いをしていたのですが、急遽、古井先生の依頼でボール投げの見本をすることになりました。

「投げる腕の反対側の足を踏み出すよ。」

「しっかり腕を振って投げるんだよ。」

　身振り手振りで示しながら、ポーンと軽くボールを投げました。

「うわー！すごい！」「校長先生、上手や。」

　子ども達の思わぬ反応に私は嬉しくなってしまいました。子ども達は本当に素直にほめてくれました。こんな年齢になっても、ほめてもらうと嬉しいということです。１年生の子ども達がほめてくれると、校長先生という立場になってもやっぱり嬉しいんです。人間は誰だってほめられると嬉しいし、もっと頑張ろうと思います。
　だから、子どもはほめて伸ばすことが何より大切だと思います。叱るのならば、それ以上にお子さんの良いところをしっかり見つけてほめること。ほめるからこそ叱れる。叱るのならばほめる。
　保護者の皆さんには「ほめほめアンテナ」の感度を高くしておいていただければと思います。

　１年生が体操服に着替えて元気よく運動場に飛び出していきました。机・いすはきちんと揃えられていました。素晴らしいですね。その中でさらに素晴らしかったのは・・・。
　まだ、机の上に服をたたまずに置いている子どもがほとんどなのですが、何人かは写真のようにたたんだり、まとめたりして置いている子どもがいました。ちょっとした心がけで変わってくると思います。お家でも声をかけてあげてくださいね。

　国語科学習の様子です。あまんきみこ作の「なまえをみてちょうだい」の学習にはいりました。

「えっちゃんは、お母さんに赤いすてきなぼうしをもらいました。」

　高学年担任をすることが多かった私。でも、たった１度だけ２年生の担任をしたことがありました。その時もこのお話が教科書に載っていました。本当に素敵なお話で、私はあまんきみこさんのお話の大ファンになりました。
　保護者の皆さんもお子さんの教科書を借りて、ぜひ読んでみてください。絶対に損はしません。

　あと少しで「アガパンサス」が咲き始めます。待ち遠しいです。

　いい天気が続いているので、ミニトマトにお水をあげましょう。