3月16日の給食コッペパン ブルーベリージャム チキンレバーカツ ケチャップ煮 たことキャベツのバジルソテー 牛乳 でした。 『たこ』 たこは日本近海に約50種類生息しており、給食で登場するマダコは、日本各地の浅い海に分布しています。 たこの体は、胴、頭、腕(足)の3部からなります。目のある部分が頭で、丸い袋のような部分が胴です。口のように見えるとがった部分は呼吸、排泄のためにあります。 口は8本の腕に囲まれた頭の真ん中にあり、強い歯を持っています。海底の岩礁にすみ、夜活動し、小魚、かに、えび、貝などを食べています。腕は8本で吸盤を持ちます。 マダコの全長は約60cmで、腕の長さは胴の約3倍です。色は周囲の色に似せることができる保護色です。 3月15日の給食ごはん 豚肉のしょうが焼き さつまいものみそ汁 なのはなのおひたし 牛乳 でした。 『菜の花』 本来、菜の花という特定の植物はなく、一般的には、アブラナ科アブラナ属すべての花のことをいいます。 菜の花は、「菜花」「花菜」とも呼ばれます。在来種(和種)と西洋種があり、在来種は葉が黄緑色で柔らかく、花茎とつぼみと葉を利用し、西洋種は、葉色が濃く、葉が厚く、主に花茎と葉を利用するのが特徴です。 11月頃から4月頃まで出回り、2月、3月にピークを迎えます。鮮やかな緑色と、独特なほろ苦さに春の訪れを感じる緑黄色野菜です。 3月14日の給食ごはん さごしのおろしじょうゆかけ 一口がんもとさといものみそ煮 もやしのゆずの香あえ 牛乳 でした。 『和食のよさ』 平成25年12月、「和食;日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産に登録されました。 この登録を契機として、日本の食文化を見つめ直すとともに、次世代に向けた保護・継承の動きにつながることが期待されています。 無形文化遺産に登録された和食には、以下の4つの特徴があげられています。 1.多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重 2.健康的な食生活を支える栄養バランス 3.自然の美しさや四季の移ろいの表現 4.正月などの年中行事との密接な関わり 3月11日の給食ごはん いわしフライ みそ汁 きゅうりの赤じそあえ 牛乳 でした。 『だし』 だしは煮出汁(にだしじる)の略で、動植物食品のうま味成分を水に溶出させたものです。調味料と合わせて用いることで、料理の味を向上させる役割をもちます。 日本料理におけるだしの材料としては、かつお節など魚の節や昆布、干ししいたけが多く用いられます。それぞれに含まれるうま味の主成分は、かつお節がイノシン酸、昆布がグルタミン酸、干ししいたけがグアニル酸です。イノシン酸とグルタミン酸は、混合するとより強い味を感じる「相乗効果」があります。 大阪市の学校給食では、さば節と煮干しの混合けずりぶし、昆布、かつお節、煮干し、干ししいたけなどを使用しています。 今日の給食では、混合けずりぶしと昆布の合わせだしをみそ汁に用いています。 3月10日の給食黒糖パン とうふのミートグラタン 押麦と野菜のスープ煮 デコポン 牛乳 でした。 『デコポン』 デコポンの主な産地は、熊本県、愛媛県、和歌山県、佐賀県などです。熊本県宇土郡不知火町に穂木が最初に持ち込まれて栽培されたことから「不知火(しらぬひ)」という名前がつき、そのうち糖度や酸度などが一定の基準を満たしたものだけが「デコポン」という名前で流通しています。 デコポンは露地栽培のものとハウス栽培のもので収穫の時期が少し違います。ハウス栽培のものは年末から1月中に収穫されます。露地栽培のものは2月下旬から4月上旬にかけて旬を迎えます。 |
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