3月11日の給食![]() ![]() ![]() ![]() ごはん いわしフライ みそ汁 きゅうりの赤じそあえ 牛乳 でした。 『だし』 だしは煮出汁(にだしじる)の略で、動植物食品のうま味成分を水に溶出させたものです。調味料と合わせて用いることで、料理の味を向上させる役割をもちます。 日本料理におけるだしの材料としては、かつお節など魚の節や昆布、干ししいたけが多く用いられます。それぞれに含まれるうま味の主成分は、かつお節がイノシン酸、昆布がグルタミン酸、干ししいたけがグアニル酸です。イノシン酸とグルタミン酸は、混合するとより強い味を感じる「相乗効果」があります。 大阪市の学校給食では、さば節と煮干しの混合けずりぶし、昆布、かつお節、煮干し、干ししいたけなどを使用しています。 今日の給食では、混合けずりぶしと昆布の合わせだしをみそ汁に用いています。 3月10日の給食![]() ![]() ![]() ![]() 黒糖パン とうふのミートグラタン 押麦と野菜のスープ煮 デコポン 牛乳 でした。 『デコポン』 デコポンの主な産地は、熊本県、愛媛県、和歌山県、佐賀県などです。熊本県宇土郡不知火町に穂木が最初に持ち込まれて栽培されたことから「不知火(しらぬひ)」という名前がつき、そのうち糖度や酸度などが一定の基準を満たしたものだけが「デコポン」という名前で流通しています。 デコポンは露地栽培のものとハウス栽培のもので収穫の時期が少し違います。ハウス栽培のものは年末から1月中に収穫されます。露地栽培のものは2月下旬から4月上旬にかけて旬を迎えます。 3月9日の給食![]() ![]() ![]() ![]() ごはん 鶏肉のしょうゆマヨネーズ焼き みそ汁 きんぴらごぼう 牛乳 でした。 『きんぴらごぼう』 きんぴらごぼうは、ごぼうを炒め煮にし甘辛く味付けしたもので、略してきんぴらとも言います。 ごぼうをせん切り、またはささがきにして油で炒め、砂糖、しょうゆ、酒などで調味して煮つめてつくります。仕上げにとうがらしで辛味をつけます。にんじん、れんこんなどを加えてもよいです。 きんぴらごぼうは唐辛子のピリッとした辛さやごぼうの固さ、またごぼうを食べると精がつくなどの理由から、江戸時代初期に流行した金平浄瑠璃の主人公、坂田金平の剛勇さになぞらえたものと言われています。
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