7/20(木)学年集会
学年集会の続きです。写真は1年生の様子です。
7/20(木)学年集会
学年集会の続きです。写真は2年生の様子です。
7/20(木)学年集会
終業式の後、各学年に分かれて、夏休みの生活について学習面や生活面、健康面の話がありました。写真は3年生の様子です。
7/20(木)1学期終業式
1学期終業式の続きです。
7/20(木)1学期終業式
第1学期終業式を行いました。校長先生の式辞を紹介します。
おはようございます。1学期の終業式を迎えました。このあと、担任の先生からお話があると思いますが、私からこの71日間の1学期を少し振り返ってみたいと思います。 3年生、やはり修学旅行ですね。全行程を通して、時間を守り切る、自分の役割・仕事を全うする、リーダーが責任感を持って班員・クラスを引っ張る、そして楽しむ時は思いっきり楽しむというメリハリなど、さすが最上学年として目に見える結果を出してくれ、76期生の底力を感じました。それはみんなのために何ができるか、だから自分は何をしなければいけないかを考えて行動できている証拠だと思います。素晴らしかったです。 2年生、「時を守り場を清め礼をつくす」ことを当たり前のようにできる人が増えました。中堅の学年として先輩を見習いながらも、それ以上になるんやという気概を感じることも多くなってきました。みなさんの成長を、安心して観られた1学期でした。 1年生、中学生になって4か月、小学生の時とはおそらく180°気持ちを切り替え、いろいろなことを学び、取り組み、頑張ってくれました。持ち前の明るさ・元気さを持ちながら、本当の中学生になれた1学期だったと思います。 しかし、どの学年にもまだこの流れについてこれていない人がいるのも事実です。頑張ることがカッコ悪いと勘違いしている人を、みなさんの力で変えていきましょう。また、学校で観せるみなさんの顔が、地域でも、家庭でも、同じになっていくことを期待します。 さて、明日から38日間の夏休みが始まります。時には、ほっと一息ゆったりした気持ちで過ごすのもいいと思いますが、長い休みで自分の時間も多く取れると思います。勉強、部活動、お手伝いなど毎日続けられる目標をつくってください。また、できれば長い休みにしかできない自分の興味あることを突き詰めてみるのはどうでしょうか。考えてください。 そこで、今日は「1mmの努力」という言葉を紹介します。 例えば、今みなさんが垂直跳びをしたとします。30cm跳べました。その時、よし明日は60cm跳ぶぞと思ったとします。倍の高さまで跳ぶという目標は別に悪いことではありませんが、実際には一度に倍の高さなんて跳べるはずはありません。そして、60cmという倍の目標は、何度か挑戦して失敗すると諦めてしまいがちです。 しかし、明日は30cm1mm跳ぶぞ、その次は30cm2mm跳ぶぞと細やかな目標を決めると、意外と挑戦し続けられるものです。つまりこの1mmの、少しずつの積み重ねが大切だということです。今日よりも明日、明日よりも明後日と、少しずつ自分のできそうなことをやっていくことが良い成績や大きな結果につながっていくものです。 「さあ夏休み、勉強するぞ」とばかりに分厚い問題集を買ってきても、なかなかできるものではありません。それよりも、薄い問題集を繰り返し何度もやる方が実力はつきます。一度に1,000本のシュート練習をするより、1日100本を10日間続ける方が効果的です。このように、少しずつの、「1mmの努力」を38日間続けてほしいと思います。 また、この「1mmの努力」という言葉にはもう一つ、対の言葉があります。それが「1mmの損失」という言葉です。これは、「あの番組見たいから今日は勉強するのやめておこう、一日くらい休憩してもいいやろう」とか、「今日は暑いしクラブ休もう、明日、今日の分までがんばろう」という、今日ぐらい、1日くらい、これくらいという気持ちです。このちょっとした1mmぐらいとサボってもという気持ちも積み重なると大変な量となります。「1mmの努力」は積み重ね、「1mmの損失」は繰り返さないよう、有意義な夏休みを過ごしてください。 最後に、お願いを一つ。8月15日は終戦記念日ですが、この頃に放映される戦争のドキュメンタリー番組をひとつでいいから観て、戦争の悲惨さ、生命の尊さ、平和の大切さを考える日にしてください。 8月28日の2学期始業式には、元気な挨拶で、やり遂げたという顔でみなさんが登校してくるのを楽しみにしています。 |