体験から学びへ 〜1年 干し柿づくり その2 〜【視点A 学力の向上】
- 公開日
- 2015/01/13
- 更新日
- 2015/01/13
校長室から
1月13日(火)
干し柿づくりの感想の続きです。
○ほしがきづくりの日にがっこうを休んだので、いえであたごがきをつかってほしがきをつくりました。ピーラーでかわをむきました。はじめてだったので一こ目はこわかったです。二こ目はうまくむけました。そのあと、むいたかきをひもにつるしました。かきのいろがオレンジいろからちゃいろにかわったときに手でもみました。やわらかくてつめたくてびっくりしました。なんかいかもむとできあがりました。たべると、かたくてはがおれそうになりました。かんでいるうちにあまくなってきました。わたしは、ほしがきもすきだけど、ふつうのかきもすきです。
どうしてほしがきにするのかをおしえてもらいました。かきの木は、がみたくさんなりたべきれないからほしがきにしてほぞんしょくにします。むかしの人のちえだそうです。
○2がっきにかきのかわをむいてへたにひもをくくりつけて2しゅうかんほして手でもんでほしがきをつくりました。そして、ぼくのいえではほしがきだいふくにしてたべました。
1 かってきたあんこに、こまかくきったほしがきをまぜあわせて一口サイズにまるめておく。
2 白たまこと水をまぜあわせてレンジでチンする。
3 レンジでチンしたら一どまぜてもういちどチンする。
4 かたくりこをつけながらまるめてうすくのばす。
5 つくっておいたほしがきあんこをまるめたおもちにのせてつつむようにまるめてできあがり。
〈かんそう〉
もちをまるめるところがたのしかった。ちょっとかたいところもあったけどおいしかった。かきのあじがしっかりした。
○ほしがきについて
どうしてあまくなるの?
つるされてさむいかぜやお日さまのひかりをあびると、水ぶんがぬけて、あまさがあつまってきて、あまさがコクかんじる。
どうしてしぶがきをつかうの?
ほんとうは、しぶがきのほうがふつうのかきよりあまさがおおい。だけどしぶさにかくれているから、あまさがわからないだけ。ほすと水ぶんといっしょにしぶさがとんでいくからすごくあまくなる。
むかしのひとは、さとうがたかくてかえなかったからほしがきのあまさをたのしんでいました。ほしがきはからだにいいから、よけいいいです。
たべたらおいしくて、おいものあじがした。
活動したことを、順序通りに書きながら、そのときの自分の気持ちを書いている子、干し柿について調べたことをまとめたうえで感想を書いている子などどの作文からも、体験したことが子どもたちの心を動かしたことがよく伝わってきます。これからも、体験をもとに子どもたちの学習意欲が高まるような取り組みを継続していきます。