休み時間の子どもたちです。笑顔がたくさんで、とても癒されます。

今日は、阪神淡路大震災から２８年目になります。震災のあった朝、すさまじい揺れに驚き、何が起こったのか理解できませんでした。テレビを通して見た光景は、さらに衝撃でした。６４００人を超える方が亡くなられたことに、いっそう悲しみがつのりました。

今日は、すべてのクラスで、阪神淡路大震災のことを話していただきます。まだ産まれていなかった先生も含めて、自分自身が見たこと、聞いたことを語り継いでいきます。

話は変わりますが、フォークシンガーの高石ともやさんが訳した「Ｎames」という歌の一節が、心に響きます。

君のいのちを 数で かぞえないよ
名前で 呼ぶんだ

かつて、エイズで亡くなった方を想って作られた曲です。今のような治療薬もなく、すさまじい差別と偏見にさらされた時代でした。名前も病名も打ち明けられず、ひっそりと世を去らなければならなかった、その無念や哀しみは、いかばかりだったでしょう。

感染症や病気の種類、感染原因を問わず、人に優しい共生社会が実現するよう、心から願っています。

朝から、長くなりました。
塩草立葉小学校につながるすべての方にとって、穏やかな一日でありますように。