投稿者は退勤後、いつものように心斎橋でエイズ電話相談のボランティアに参加しました。真剣な相談を聞かせていただきながら、生きることの重さをあらためて感じました。

この１１月は、投稿者にとって忘れられない月です。
本校に赴任する前のことです。同じ区の教頭仲間であるＮ先生が、突然がんで急逝されました。つい数か月前までお元気でいらしたのに、入院して数か月後のことでした。
Ｎ先生は、体育の器械運動での著書や動画を多数配信されていて、全国的に有名な方でした。また、空手の指導者としても、将来を嘱望されていました。

大きな背中と優しい笑顔しか、目に浮かびません。
ご存命でしたら、大阪市を代表する校長先生として活躍されているに違いありません。

それから１０年目の１１月となりました。
生きることは簡単じゃないし、楽でもないですが、今生きていることを大切にしていきたいと思います。

がん検診の案内を手に、そんなことを考えました。