学校日記

ICT公開授業を実施しました!(8年 家庭科)

公開日
2013/12/09
更新日
2013/12/09

学校教育ICT活用事業

 8年生の家庭科の授業では、「食生活と自立 調理を使用<肉の調理>」の単元の学習を公開授業で実施しました。いままでの家庭科の学習で、楽しかったことや印象に残っていることを聞くと、ほとんどの生徒が「調理実習」と答えます。調理への関心は高く、調理実習を楽しみにしている生徒は多いです。しかし、学んだことを実生活の中で応用していく力は十分とはいえません。また、実体験や製作する経験不足から「ものづくり」を不得意とする生徒も多いのが現状です。そこで、この単元の学習では、各班でオリジナルのレシピを考え調理し、調理の過程をiPadで撮影し、工夫した点や反省点などを自分たちの言葉で発表できるようにしようと考えました。本時の学習では、まず、前回実習した「ハンバーグ」の試食で、おいしいと感じた班にタブレットを使って投票しました。投票結果を電子黒板に写し出し結果に差が出た理由を考えさせました。それから、各班からの調理工程の発表を聞いて、調理工程の違いにより食感や味にどのような違いが出たのかを考えさせました。最後には、「煮込みハンバーグ」のおいしい作り方をまとめました。「生徒がiPadをこんなに使いこなせていることに驚きました。実習中の様子を振り返ることにiPadを使用できることは、見ることができない他の班の実習を疑似体験できる点でたいへん有効であると思いました。」「他の班の料理も食べ、最後のまとめに味を思い出しながら、皆でおいしいレシピを考えるという点が、各班で制作した点がまとめられていて面白かった。」「発表など、皆が楽しそうにしていたので、見ていて楽しかったです。」等々の感想をいただきました。詳しい学習内容を知りたい方は指導案(ここをクリック8年 家庭 「調理をしよう<肉の調理>」)をご覧ください。