研究会の活動

国語部 総合研究発表会Ⅱ 神戸常盤大学 教育学部 山下 敦子 先生ご講演

公開日
2026/02/13
更新日
2026/02/13

国語部



2月6日(金)に『令和7年度 大阪市教育研究会 国語部 総合研究発表会Ⅱ』が大阪市立中津小学校で開催されました。
講堂で行われた全体会では、
神戸常盤大学 教育学部 山下 敦子 先生より
『子どもが主語になる国語科授業 ―UD&IDでひらく主体的・協働的な学び―』
についてのご講演をいただきました。
 『授業の中で、子どもがただ座って聞いているだけ、教師の問いに正解を当てにいくだけの学びでは、深い理解にはつながりません。また、一斉指導=悪、協働学習=良という単純な捉え方も誤解です。大切なのは、なぜその場面で一斉なのか、なぜ交流が必要なのかを明確にし、学び方を丁寧に設計することです。そのために教師は、管理者でもタイムキーパーでもなく、学びをつなぐファシリテーターとしての役割が重視されています。感想・理由・根拠を問い、子ども同士や教材とのつながりを生み出すことで、思考の軌跡を可視化します。また「確かめる・比べる・まとめる」といった交流の目的を明確にし、対話によって納得や共感が生まれる授業をめざしていく必要があります。評価についても、できた・できないを判断するものではなく、子どもが自分の学びを調整し、次の一歩を見通すための支援として位置づけています。ルーブリックには、具体的な手がかりを示し、学びが前に進む工夫をしています。見通しや問いを大切にし、子どもが自ら学びをつなぎ、深めていく授業こそ、これからの学びの姿です。』

 山下先生のご講演を受けて、大阪市教育研究会国語部でも、この実現に向けた授業づくりに継続して取り組んで参ります