大阪市立北稜中学校

「ちがうことこそ ええこっちゃ」――1年生 人権学習

公開日
2026/05/01
更新日
2026/05/01

学校日記

5月1日(木)の5・6限目、1年生は体育館に集まり、人権学習に取り組みました。講師は本校の不登校支援コーディネーターの先生です。


「ちがうことこそ ええこっちゃ」――大阪らしい響きのこのタイトルのもと、「互いの違いを認め合い、仲間を広げていくこと」をテーマに学びを深めました。


学習の中では、「右きき・左きき」「部活動をしている・していない」「おしゃべり・無口」「読書が好き」「ゲームを毎日している」など、30項目の質問に一つひとつ答えていきました。手を挙げたり周りを見渡したりするうちに、自分とまったく同じ答えの人はほとんどいないことに気づいていく様子が見られました。顔も声も、好きなことも苦手なことも、一人ひとり違っていて当たり前。その違いこそが「その人らしさ」であるという考え方に、生徒たちは真剣な表情で向き合っていました。


授業ではさらに、めがねを例に「人によって必要なものは違う」ということを考えました。めがねはかけ始めた頃こそ不便に感じることもありますが、よく見えるようになることで生活がしやすくなる大切な道具です。同じように、障がいのある人にとっての道具や支援も、その人が自分らしく生活するために欠かせないものであること。そしてそれもまた、その人の特徴の一つとして受けとめることができるという視点を学びました。


一方で、社会にはまだ障がいのある人を遠ざけたり、差別的に見たりする意識が残っていること、その背景にはふれ合う機会の少なさや偏見の積み重ねがあることにも目を向けました。強いか弱いか、できるかできないかで人の価値を決めるのではなく、一人ひとりの「その人らしさ」を認め合い、支え合える仲間をつくること。まずは自分の周りにいる人たちを見つめ直すことから始めよう――そんなメッセージが込められた学習でした。


入学から約1か月が経ち、少しずつクラスの雰囲気ができあがってきたこの時期に、こうしたテーマについてじっくり考える時間を持てたことは、とても意味のあることだと感じています。ご家庭でも「今日どんな話を聞いた?」と声をかけていただけると嬉しいです。


キーワード:北稜中学校、学校日記、人権学習、1年生、ちがうことこそええこっちゃ、多様性、仲間づくり

※掲載している写真はすべて学校備品のカメラで撮影し、教員用PCに有線で取り込んだ上で、安全に管理された環境からホームページにアップロードしています。