学校日記

きょうの給食 10月27日

公開日
2021/10/27
更新日
2021/10/27

お知らせ

10月も残すところあと数日。

きょうの豊崎中学校。
3年生が芸術鑑賞会で、お出かけをしています。
給食の時間は、1年生と2年生のみです。

それでは、本日の給食のメニューをご紹介します。

みそカツ
じゃがいもと野菜の煮もの
焼きのり
ごはん
牛乳

きょうのメニューにある「みそカツ」。お味噌(みそ)をベースにしたタレをかけて食べる豚カツです。
愛知県の名古屋あたりを中心に、東海地方では、この「味噌だれ」をかけて食べるお料理もたくさんあり、好んで食べられています。
「味噌だれ」には、普段みなさんが給食で口にしているみそ汁の味噌とは違う「赤みそ」や「八丁味噌」というお味噌が主に使われます。

江戸時代の初期頃から作られるようになった、歴史のある「八丁味噌」。
みなさんも名前は聞いたことがあるかもしれません。
赤味噌とにていますが、別のもので、「八丁味噌」とよばれるものは産地も限定され、製法や原料も、ほかのお味噌とはかなり異なったものなのです。

八丁味噌の名前の由来は、現在の愛知県岡崎市にある、徳川家康がうまれた岡崎城から西へ八丁(約870m)の距離にあった八丁村(いまは八帖町)で作られていたことにあるそうです。

豆麹(こうじ)を使用し、大豆と塩と水のみで、ほかのお味噌よりもかなりの長期間、発酵と熟成をして作られます。
水分も少ないため、長期保存に優れていて、栄養価も高いものです。

食材の発展には、風土や歴史が大きく関係することがあります。
みなさんが普段何気なく口にしている物には、多くの人の歴史や思いが詰まっています。
そんなことも、時々頭の片隅におきながら、楽しくおいしく給食を食べてください。

きょうもしっかりと食事をとって、元気に午後からも頑張りましょう。