2月8日全校集会
- 公開日
- 2016/02/09
- 更新日
- 2016/02/15
お知らせ
2月8日(月)全校集会を行いました。
先日、TBSテレビの記者をされている方から「悲しみを抱きしめて」という書物が送られてきました。
1985年8月の日航機墜落事故で、当時2名の本校に在校していた生徒が、お亡くなりになったことを記した当時の新聞記事が、今も校長室に保存されています。
「悲しみを抱きしめて」は著者である西村匡史さんが、本校生徒を始め、日航機墜落事故で亡くなった方々のご遺族にずっと寄り添ってこられた体験をもとに、ジャーナリストの目を通して、事故後の30年間を書かれました。
私も本書を拝見しながら、亡くなった生徒のご両親が毎年お子様と会うために墜落現場の御巣鷹に訪れておられること、またその悲しみを文字通り、“抱きしめながら”過ごしてこられたことを思いました。
今も運動場にはご遺族が寄贈された「振り子の塔」が建っています。あれから30年後の生徒たちを今も2人の先輩たちが暖かく見守ってくれているのではないか、そんな気がいたします。
生徒たちには図書館に行って、ぜひ一度この本を手に取ってほしいと思います。