2月4日の給食ごはん 鶏肉のからあげ まる天と野菜のうま煮 焼きのり 牛乳 でした。 『まる天』 給食のまる天は、魚のすり身にでんぷんや塩、砂糖、昆布だしなどを加えてよく練り、丸く形を整えて油で揚げた練り製品です。主原料の魚肉には、白身魚のたらやイトヨリダイを使用しています。 練り製品とは、魚肉に食塩などを加え、よく練りつぶして成形し、加熱したものです。加熱方法には、蒸す、焼く、揚げる、ゆでるなどがあります。蒸して仕上げる「蒸しかまぼこ」、あぶり焼きにする「焼きかまぼこ」「焼きちくわ」、油で揚げる「揚げかまぼこ」、ゆでて製造する「はんぺん」「つみれ」などがあります。 2月3日の給食黒糖パン 豚肉と野菜の煮もの なにわうどん プチトマト 牛乳 でした。 『なにわうどん』 甘辛く煮たうすあげをのせた「きつねうどん」の発祥の地は大阪であるといわれています。また、とろろこんぶは、大阪の伝統的な食品の一つです。 大阪市の学校給食では「きつねうどん」をイメージして、三角に切って甘辛く煮たうすあげと、かまぼこ、青ねぎなどをとりあわせ、とろろこんぶを添えたうどんを、「なにわうどん」と呼んでいます。 2月2日の給食ごはん いわしのしょうがじょうゆかけ 含め煮 いり大豆 牛乳 でした。 『節分』 節分とは、もともと立春、立夏、立秋、立冬の前日のことでしたが、一般に立春の前日のことを節分と呼ぶことが多いです。 この日には、厄を払うために、鬼の嫌いな焼いたいわしの頭をヒイラギに刺したものを門や戸口に立てたり、鬼打ち豆と称した大豆を「鬼は外、福は内」のかけ声とともにまいたりする風習があります。 また、いり大豆を年の数や年に1つ足した数を食べると、一年を元気に過ごすことができるといわれています。 今日の給食では、節分の行事献立として、いわしといり大豆が登場しました。 2月1日の給食黒糖パン 中華おこわ 卵スープ キャベツのオイスターソースいため 牛乳 でした。 『おこわ』 もち米を使って蒸した飯をおこわと言います。 昔は、もち米を蒸した飯を、硬いご飯を意味する「強飯(こわいい)」と言いました。それに丁寧語の「お」をつけ「おこわ」と呼ぶようになったと言われています。 これに対し、現在のうるち米を炊いた米飯は、昔はお姫様が食べる軟らかいご飯を意味する「姫飯(ひめいい)」と言われていました。 おこわは、うるち米で炊き上げたご飯に対し、独特のもちもちとした食感と甘みがあります。 今日の給食では、もち米と焼き豚、くり、干ししいたけを味つけして蒸した、「中華おこわ」が登場しました。 1月31日の給食牛肉と金時豆のカレーライス ごぼうサラダ パインアップルの缶づめ 牛乳 でした。 『ごぼう』 ごぼうの原産地は、ユーラシア大陸北部、ヨーロッパ、中国で、日本には10世紀以前に中国から薬草として渡来し、平安中期には、野菜として食べられていたと言われています。 根が細くて長い種類と太くて短い種類に分けられますが、一般的に食べられている品種は、根が細くて長い「滝野川ごぼう」です。このほか、主に葉と茎を食用とする「葉ごぼう」と呼ばれる品種もあります。 ごぼうは水分が少なく、食物繊維を豊富に含んでいます。ほかに、マグネシウム、カリウム等のミネラルや抗酸化成分のポリフェノールも多く含んでいます。 |
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