全校朝会（校内放送）　校長講話　

　東日本大震災が起こった日（２０１１年３月１１日）からまもなく１０年が経とうとしています。全国の各地で追悼の会が行われます。亡くなった方１万９千人、行方不明２千人以上おられます。これらの被害に遭われた方への哀悼の気持ちを伝える黙とうの機会があったときは、皆さんは、その場に起立し、黙とうをささげてほしいと思います。目をつむって、悲しみが癒され、早く元の生活が戻るように願ってください。
　毎日の登校では、地域の老人会の方が、見守りをしてくださっています。学校にとって大切な取り組みをしていただいてます。児童の皆さんは、まず、信号などでお会いしたら、必ずあいさつをして、元気に登校する姿を見てもらいましょう。みんなが毎日登校することを願ってまた、交通安全を心配しながら待っていただいています。
　さて、今日、３月８日は、「国際女性デー」です。これは、男女平等の社会を実現するために行動する記念日として世界中で取り組まれています。日本では、女性が働く割合は、約４５％ですが、重要な役職に着く割合は、アメリカやスウェーデンの４０％比べ、約１５％足らずです。また、国の大切なことを話し合う国会議員は女性が、約１０％と低いレベルで、解決に程遠い状態です。さらに仕事に払われるお金についても男女で差がみられる場合があります。これらの課題が解決されるように、法律を改めたり、新しく作ったりして男女平等の取り組みがを進められています。
　互いが気持ちよく過ごせる平和な生活、よりよい生活は、私たち一人一人の行動にかかっています。互いが嫌な思いをしないために、「一人は、みんなのために、みんなは、一人のために」身の回りのきまりを守り気持ちよく過ごせる茨田東小学校を作っていきましょう。