大阪市立北稜中学校

北稜中学校 国際クラブ(中国)開級式 ― 自分のルーツを大切に

公開日
2026/05/28
更新日
2026/05/28

学校日記

5月27日(水)、本校多目的室にて、今年度新たに発足した国際クラブ(中国)の開級式を行いました。中国の伝統的なチャイナドレスや切り絵、獅子舞の幕、「萬事順利」「大吉大利」といった縁起のよい言葉が会場を彩りました。


国際クラブは、大阪市教育委員会が全市で推進している取組です。大阪市が策定した「大阪市多文化共生指針」にある、外国につながる児童生徒への支援の充実を図る施策の一環として、教育課程外で母語・母文化に触れる場を設けるものです。本校では今年度、中国にルーツのある生徒を対象として開設しました。


式は、開会のことば、学校長あいさつ、老師あいさつ、ゲーム、閉会のことば、記念撮影と進みました。生徒の司会で式が進行する場面もあり、自分たちのクラブを自分たちでつくっていこうという気持ちが伝わってきました。


学校長からは、「日本に来て、本当に頑張って日本語や日本の文化を学んでいるところだと思います。ここでは中国の文化、中国語を学んで、将来は日本と中国の懸け橋となるような人になってほしい」とのあいさつがありました。日本社会で生きていく力をしっかり育てることと、自分のルーツを大切にすることは、対立するものではなく、ともに育てていくものです。


指導者として、大阪市教育委員会から派遣された老師が会場に立ちました。今回は台湾の民族衣装を身にまとっての登場で、色鮮やかな衣装と花の冠が場の空気をやわらかくしました。会場にはもうお一方、市教委からコーディネーターの方が同席し、活動を支えてくださいました。


ゲームでは、中国版フルーツバスケットで大いに盛り上がりました。中国語の言葉をきっかけに席を移動するシンプルな遊びですが、笑い声があふれ、生徒どうしの距離もぐっと縮まりました。言葉が完全に通じなくても、表情やジェスチャーで通じ合える瞬間がいくつもありました。


国際クラブは、月に一度の活動です。
「自分を大切に 隣の人を大切に」。この言葉が、文化や言葉の違いを越えて生徒どうしをつなぐ手がかりになることを願っています。


次回以降は、端午節の紹介や中国茶、剪紙、中秋節、水墨画、春節、水餃子の調理実習などを予定しています。今ここにいる仲間を知ることから、学びは少しずつ広がっていきます。


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