“一皿の文化財”を前にして、生徒たちは語彙を失った
- 公開日
- 2025/06/11
- 更新日
- 2025/06/11
お知らせ
3年1組が羽衣荘でいただいた、隠岐の島の晩餐。
そこにあったのは、もはや料理という名の芸術でした。
「白ばい貝」「真鯛」「炙り伊三木」??
その一つひとつに込められた手間と歴史、
そして、隠岐産こしひかりが持つ甘みと余韻。
*生徒たちはその“静かなる衝撃”を、語る言葉に迷いながらも、ひと口ごとに敬意を深めていくようでした。*
ある生徒は箸を置き、こうつぶやきました。
「これが“地元の底力”ってやつか…」
その眼差しは、味覚だけでなく、
*この土地が誇る食文化・産業・環境全体への尊敬を物語っていました。*
食事はエンターテインメントではありません。
*それは“文化を体内に取り入れる行為”であり、学習の最も人間的なかたちでもあります。*
こうした機会を提供してくださる隠岐の島町の皆様に、
心からの感謝を申し上げます。
*この島での一食一食が、確かな学びとなって生徒の中に根を下ろしています。*