学習が、本物の感動に変わる瞬間
今年の砂の美術館は、まるでタイムマシン!
社会や国語で得た知識と目の前の作品が結びつき、子どもたちの興奮は最高潮に! 「あ、これ知ってる!」「あの時代の話だ!」と、あちこちで歓声が上がります。 そのあまりの迫力と、人物の表情や背景の細部にまで宿る芸術家の魂に、子どもたちはすっかり心を奪われた様子でした。 学習したことが本物の感動につながる、素晴らしい体験となりました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 馬の背ではしゃぐ子どもたち![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 足跡が刻む、旅の記憶
「僕の前に道はない 僕の後ろに道はできる 道は僕のふみしだいてきた足あとだ」(高村 幸太郎)。
雨によってきれいに均された広大な砂丘の上に、今、大開小学校6年生の力強い足跡が、新たな道を刻んでいきます。 誰が一番、という競争ではありません。自然とみんなの心が一つになり、馬の背へと向かっていきます。 「がんばれー!」「先に行ってるぞー!」 仲間と声を掛け合いながら、一心不乱に馬の背まで駆け上がる子どもたち。 ふと後ろを振り返った子どもたちから、 「見て!足跡がみちになってるー!」 と、大はしゃぎする声が聞こえてきました。 心配された暑さもウソのように涼しく、過ごしやすい時間でした。 ところがバスに乗ると、再び大雨に。 鳥取砂丘に歓迎されているかのようなこの体験は、きっと忘れられない宝物になることでしょう。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() まるで奇跡!みんなの願いが届いたかな?
鳥取砂丘ジオパークセンターで学びを深め、いよいよ本物の砂丘へと向かいます。
しかし、外は先ほどまでの強い雨と風…。そう思って外に出ると、あれほど強く降っていた雨が、なんと嘘のように止んでいるではありませんか! みんなの「砂丘を歩きたい!」という強い願いが、雨雲を吹き飛ばしてくれたのかもしれません。 さあ、目の前の道を抜ければ、いよいよ絶景が待っています。 ![]() ![]() ![]() ![]() 見て、触れて、学ぶ!砂丘のふしぎ
世界に一つだけの風紋実験装置で砂のアートに感動した後は、体験コーナーでさらに学びを深めました。
実際に種類の違う砂を触り比べて「こっちはザラザラしてる!」「こっちはサラサラだ!」とその感触の違いにびっくり。 また、大画面シアターでは、季節の移り変わりと共に表情を変える砂丘の1年間の様子を鑑賞しました。 砂丘の、今まで知らなかったたくさんの顔を知ることができました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |