大阪市立北稜中学校

2年学年集会

公開日
2026/01/29
更新日
2026/01/29

学校日記



今日は2年生の学年集会があり、担当の先生からお話がありました。


はじめに先生は、「最近ニュースを見ていますか」と問いかけました。
ここ数か月、政治や選挙の話題もある一方で、いじめや暴力の様子を撮った動画が出回り、拡散されるニュースが目立つ。
「流す側の感覚も、拡散する側の感覚も、正直よく分からない」と率直に話されました。


そして先生は、「そもそも、なぜそんなことが起こるのか。どんな“きっかけ”から始まってしまうのか」と考えることが大切だと続けました。
大きな事件の前には、教室の中の小さな出来事や、何気ない一言が積み重なっていることがある、という視点です。


具体例として、先生がこれまで何度も経験してきた場面が紹介されました。
いじめにつながりそうな場面を見たとき、先生が加害当事者の生徒を呼んで指導することがあります。
ところが、その生徒が教室に戻ると、周りの生徒が「あれ、何言われたん?」「何したん?」と面白がって聞いてしまうことがある。
その“いらない一言”が、せっかく芽生えた反省の気持ちを消してしまうこともある。
場合によっては、「もう先生と話したくない」と感じ、次から相談や指導につながりにくくなるかもしれない、という話でした。


また、先生が生徒を呼ぶのは、いじめの指導のときだけではありません。
進路のことやさまざまな用事で、個別に呼ぶ場面はよくあります。
特に3年生になると、進路を決める時期に入っていき、呼ぶ機会はさらに増えます。
そのたびに「お前、先生に呼ばれてたなあ」と冷やかしたり、囃し立てたりする雰囲気があると、呼ばれた本人もしんどくなる。
呼んだ先生も、声をかけにくくなる。
そして何より、その生徒が「もう相談しないでおこう」と心を閉じてしまうかもしれない。
先生はそこを心配している、という内容でした。


最後に先生は、周りの生徒にお願いをしました。
心配して「大丈夫?」と優しく声をかけるのは大事。
でも、面白がって囃し立てたり、冷やかしたりするのはやめてほしい。
一人ひとりの言葉と態度が、誰かの安心を支えることにも、壊してしまうことにもつながる。
そんなメッセージで話が結ばれました。


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