大阪市立北稜中学校

5月の登校再開と「心のコップ」のお話 ― 2年生学年集会

公開日
2026/05/07
更新日
2026/05/07

学校日記

5連休が明け、久しぶりの登校となりました。さわやかな5月の風が心地よい一方、朝から太陽がギラギラと照りつけ、夏の到来を感じさせる一日の始まりとなりました。生徒たちは少し名残惜しそうな表情を見せながらも、元気に校門をくぐり、それぞれの教室へと向かっていきました。


この日、2年生では定例の学年集会が行われました。担当の先生から、生徒たちの心と日々の生活を見つめ直すきっかけとなる、「心のコップ」についてのお話がありました。


人の心の中には、それぞれに大きさの違うコップがあります。毎日の出来事は、そのコップに少しずつ水のようにたまっていきます。2年生になると、後輩ができ、行事があり、テストがあり、部活動では先輩から引き継いで自分たちが中心になっていく場面も増えていきます。一つひとつは小さな出来事でも、重なっていくことで、心のコップがいっぱいになってしまうことがあります。普段なら気にならない一言や出来事が、最後の一滴となって、しんどさやつらさにつながることもあります。


先生からは、まず自分の心の状態に気づくことの大切さが伝えられました。「まだ大丈夫かな」「少しいっぱいになってきたかな」と、自分の心のコップの水位を知ることは、とても大切です。そして、誰かに話すこと、しっかり眠ること、好きなことに取り組むことなど、自分なりの息抜きの方法を持つことも大事だと話されました。


また、まわりの人の心のコップにも目を向けてほしい、というお話もありました。友だちがしんどそうにしているとき、声をかけたり、そっと支えたりすることで、その人の心のコップから水を少し減らしてあげることができます。一方で、自分の何気ない言葉や行動が、相手の心のコップに水を注いでしまうこともあります。だからこそ、人の心のコップに水を注がない言葉づかいや、一滴の優しさを届ける行動を意識してほしいというお話でした。


先生たちにも心のコップがあります。先生たちは、怒りたいから注意しているのではなく、伝えたいことがあるから話しているのです。2年生の先生たちは、これからも生徒一人ひとりの味方であり続けたいと考えています。困ったとき、しんどいときは、一人で抱え込まず、いつでも相談してほしいというメッセージが伝えられました。


連休明けは、心も体も少し疲れが出やすい時期です。お互いの心のコップを大切にしながら、安心して過ごせる学校生活をつくっていきたいと思います。ご家庭でも、お子さまの様子を見守っていただけますと幸いです。


キーワード:北稜中学校、学校日記、2年生、学年集会、心のコップ、人権教育、こころの健康

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