夏季実技研修会![]() ![]() ![]() ![]() ○午前の部(9:30〜11:30) 実技研修「幼稚園の先生から教えてもらおう!」 小学校へ入学した子どもが、幼稚園・保育所・認定こども園などの遊びや生活を通した学びと育ちを基礎として、主体的に自己を発揮し、新しい学校生活を創り出していく「スタートカリキュラム」は、小学校生活のスタートを円滑に、そして豊かにするものです。幼稚園で行われている身近な素材を使った制作活動について、幼稚園教育の基本や園での生活に関するお話を交えながら、幼稚園の先生から学びました。就学前教育と小学校教育とが連続しているということを再認識するとともに、スタートカリキュラムの重要性を実感することのできる楽しい研修だったとの意見が多く寄せられました。 ○午後の部(14:00〜16:30) 講演会「アクティブ・ラーニングにおいて生活・総合の果たす役割」 次期学習指導要領改訂においては、「『何を教えるか』という知識の質や量の改善はもちろんのこと、『どのように学ぶか』という、学びの質や深まりを重視することが重要であり、課題の発見と解決に向けて主体的・協同的に学ぶ学習(いわゆる『アクティブ・ラーニング』)や、そのための指導の方法等の充実」が重視されます。そのため、生活科や総合的な学習の時間が果たす役割には、大きいものがあります。指導要領改訂の動向を踏まえながら、講師の関西学院大学教授 佐藤真先生から、「アクティブ・ラーニング」についてお話いただきました。幅広い校種からの参加者があり、テーマに対する関心の高さがうかがえました。また、講演を聞いた参加者からは、アクティブ・ラーニングについて具体的に理解することができ有意義であったという感想が多く寄せられました。 8月25日(火) 夏季実技研修会(道徳部)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 61名の参加者を3グループに分け、各25分間、以下の内容の研修を行いました。 ●Aブロック 実践に基づいた模擬授業を通して、資料提示・指導材の工夫について説明したり、体験活動をしたりする。 ●Bブロック 一読四分進法による道徳の授業の進め方を、「手品師」の資料を用いた模擬授業を通して説明する。 ●Cブロック 「くりのみ」の資料から、どのようなポイントでねらいを定めたり主発問を当てたりするのか、また、話し合いを深めるための方策(道徳部の研究で取り組んでいる補助発問など)や、道徳の授業評価について説明する。 研修後のアンケートでは「本日の研修は、充実したものでしたか」という問いに対し、参加者全員が「思う」「どちらかと言えば思う」にお答えいただいた「満足度100%」の研修となりました。 アンケートに書いていただいたご意見・ご感想を一部紹介いたします。 ・とても具体的で分かりやすく、すぐにでも使えそうなことをたくさん学べました。今までの中で一番ためになる研修会でした。 ・概論的な話に具体的な進め方や発問を紹介してくださり、大変分かりやすかったです。校内での伝達研修にも取り入れやすく、具体的なので相手にも伝わりやすく、研修で生かせます。とてもよかったです。 ・授業の構成の仕方や流し方がよく分かりました。国語と道徳の違いや、発問の大切さもよく分かりました。 ・ねらいを明確にすることや、主発問で子どもたちの考えを深めることをとても大切にしたいと思いました。
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