1年生 学年集会
- 公開日
- 2025/07/09
- 更新日
- 2025/07/09
学校日記
きょうの1年生学年集会では、まずリソースルームの先生がお話をしてくださいました。
普段は1階のリソースルームやステップルームで、さまざまな理由から教室に入りにくい生徒に寄り添っている先生です。
テーマは「視点を変えてみる」。
先生は 2020 年に SOGO・西武が制作したポスターを紹介しました。
小柄ながら幕内に上がった関取・炎鵬関を題材にしたもので、ポスターに書かれた文章は上から読むと追い込まれた状況を描き、下から読むと逆転のメッセージに変わるという仕掛けが施されています。
大逆転は、起こりうる。
わたしは、その言葉を信じない。
どうせ奇跡なんて起こらない。
それでも人々は無責任に言うだろう。
小さな者でも大きな相手立ち向かえ。
誰とも違う発想や工夫を駆使して闘え。
今こそ自分を貫くときだ。
しかし、そんな考え方は馬鹿げている。
勝ち目のない勝負はあきらめるのが賢明だ。
わたしはただ、為す術もなく押し込まれる。
土俵際、もはや絶体絶命。
ここまで読んでくださったあなたへ。
文章を下から上へ、一行ずつ読んでみてください。
逆転劇が始まります。
タイトルは「さ、ひっくり返そう」。
先生は「同じ文章でも読み方を変えればまったく違って見えるように、物事を別の角度から見る力を身に付けてほしい」と結びました。
続いて特別支援学級担任の先生が、一学期最後に予定されている水泳大会について説明しました。
選手宣誓で用いられる「スポーツマンシップ」とは、勝敗にこだわるよりも正しい行動を宣言するものであることを強調し、昨年の大会写真を提示して雰囲気を思い描けるようにしてくれました。
その後、ゴムボート競技のボートを決める抽選会が行われ、クラスごとに歓声が上がりました。
水泳が得意な人も苦手な人も、応援や工夫しだいで大会を楽しい行事に変えられるはずです。
先生方のお話を胸に、それぞれの視点で一学期最後のイベントを盛り上げていきましょう。