大阪市立北稜中学校

3年生 学年集会

公開日
2025/08/29
更新日
2025/08/29

学校日記

3年生 学年集会レポート

今回の学年集会は「運」をテーマにしたお話でした。

まず先生からの問いかけ。
「銀行強盗に遭遇して腕を撃たれた。これは運がいいのか、悪いのか?」
隣の人と話し合いをしてから、挙手で意見を分かち合いました。ある生徒は「めったにないことに遭遇したから運がいい」と答えていました。

運は鍛えられる
先生のお話では、イギリスのワイズマン博士の研究を紹介しながら、運は4つの行動・思考法で鍛えられると説明されました。

1. チャンスを最大限に広げる
人付き合いを大切にし、相手に好かれる仕草を心がけること。肩の力を抜いて日々を過ごすと、視野が広がり新しい出会いや出来事に気づける。

2. 虫の知らせを聞き逃さない
「これは危ないかも」という直感を無視せず行動に生かすこと。

3. 幸運を期待する
楽観的に構え、少しの可能性でも良い方向に進めるよう努力すること。方法を工夫しながら挑戦を重ね、人間関係についても必ずうまくいくと信じる姿勢が大切。

4. 不運を幸運に変える
運のいい人は、不運の中にもプラスの側面を見いだす。ワイズマン博士が同じ問い「銀行強盗に遭遇し腕を撃たれたのは運がいいか悪いか」と投げかけたとき、運がいい人は「頭を撃たれていたら即死だった。だから運がよかった」と答えたそうです。

運をつかむ人とは
松下幸之助も面接で「君は運がいいか?」と尋ね、運がいいと答えた人を採用したというエピソードが紹介されました。
結局のところ「運がいい人」が特別に存在するわけではなく、周囲に流されず時を見極めて行動できる人、正しい努力を続けられる人、そして視野を広げて挑戦の数を積み重ねて偶然のチャンスを生み出す人のことを、周りが「運がいい」と呼んでいるのかもしれません。

最後に
学年委員長からは、「夏休み明けの生活をしっかり整えて、2学期を過ごしていきましょう」というメッセージが伝えられました。

※掲載している写真はすべて学校備品のカメラで撮影し、教員用PCに有線で取り込んだ上で、安全に管理された環境からホームページにアップロードしています。
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