大阪市立北稜中学校

一年学年集会 「今・荷・美」をこころに

公開日
2025/12/17
更新日
2025/12/17

学校日記



本日、一年生の学年集会を行いました。

不登校支援を担当している先生から、「こころに留めておいてほしい言葉」として三つの漢字が紹介されました。


ホワイトボードに貼り出された漢字は、「今」「荷」「美」の三つです。


まずは「今」。

先生は、「小学校のときの方がよかったわ、などと言っていると、どんどん過去ばかりが良かったことになってしまう」と話しました。

先のことに不安を感じるのは当然だけれど、だからこそ「目の前のことに全力で向き合い、今をしっかり感じてほしい」とメッセージが送られました。


次に「荷」。

荷物の「荷」です。

先生は、「みんなは心の中に荷物を抱え込みすぎているかもしれない」と語りました。

楽しい気持ちも不安な気持ちも、すべてひっくるめて、自分の中で『心の荷物整理』をしてみること。

要らないものは、思いきって手放してもよいこと。

その方法として、友だちや家族、先生に相談するという“荷物の降ろし方”もあることが伝えられました。


最後に「美」。

ここでいう「美しいもの」とは、自分の好きな音楽やアート、景色などに触れることだけでなく、人のやさしさや思いやりも含まれます。

誰かにやさしい言葉をかけること。

脱いだ靴をきちんと揃えること。

そうした小さな行動も「美しさ」のひとつであると教えてもらいました。


先生は、「今・荷・美」という三つの漢字は“とても便利な漢字”だと話しました。

この三つを並べ替えると、「今・美・荷」で「コンビニ」。

学校の近くにもコンビニはたくさんあります。

コンビニは“便利”な場所であると同時に、「そこにあると、なんとなく安心できる場所」でもあります。

コンビニを見かけたときには、きょう学んだ三つの漢字と、その意味を思い出してほしいというメッセージで、お話は締めくくられました。


キーワード:1年生、学年集会、不登校支援、今・荷・美、こころの荷物、美しい行動


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